peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科)

2007年07月05日 | Weblog
一関市「蘭梅山いこいの森」のヒメキマダラセセリ
 2006年7月18日


2006年7/18、一関市「蘭梅山いこいの森」に行きました。
ヒヨドリバナの花で「ヒメキマダラセセリ」と思われる蝶
が吸蜜していました。

ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科)
Ochlodes ochraceus

本州から九州まで分布。年1回、長野県では6月下旬~8月に発生。
越冬態は幼虫。低山地から山地の疎林、樹林の周辺、林内の開け
た場所、谷間などで普通に見られる。開けた草原でも見かけるが、
やや木陰の多い場所を好む。敏速に飛び、オスは見張り型占有行
動をする。訪花し、吸水や獣糞で吸汁も見られ、吸い戻し行動を
する。 メスは前翅長13mm

食草は単子葉類イネ科チヂミザサ、アシボソなど、カヤツリグサ
科ミヤマシラスゲなど各種。

近似種とはオスでは前後翅表の外縁が太い黒褐色帯となり、性標
が太い。メスではアカセセリのメスやコキマダラセセリのメスのよ
うに、前翅表中室外側の第4、5室の黄橙色斑が外側にずれないなど
の違いがある。オスは前翅表中室下方に黒色の太い性標がある。