peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ウリノキ(瓜の木)

2007年07月08日 | Weblog
一関市東山町のウリノキ(瓜の木)の花
 2007年6月28日


2007年6/28(木)、一関市東山町松川の旧・狭山トンネルに通じる
峠道に「ウリノキ(瓜の木)」が花を咲かせていました。




一関市東山町のウリノキ(瓜の木)の実
 2005年9月18日


2005年9/18、一関市東山町松川の旧・狭山トンネルに通じる峠道
のわきで「ウリノキ(瓜の木)」の実がルリ色に実っていました。


ウリノキ(瓜の木)ウリノキ科 ウリノキ属
 Alangium platanifolium var.trilobum

山中の樹林内に生える落葉低木。高さは3~4mになる。若い枝は
緑色でふつう短毛がある。葉は有柄で互生し、長さも幅も7~20cm
で長い柄があり、ふちは3~5つに浅く切れ込み、裏面には軟毛が
密生する。葉の基部はハート形。

花期は5~6月。葉のつけ根に変わった形の白花が数個ずつ垂れ下
がって咲く。花弁は線形で6個あり、先端は外側にクルリと巻き込
み、雄しべの黄色い葯が目立つ。
「ウリノキ(瓜の木)」の名は、葉の形がウリの葉に似ているこ
とによる。

果実は長さ7~8mmの楕円状球形で、藍色に熟す。
分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国