2013年1月21日(月)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。(上)岩手県立花きセンターの本館(管理棟)(下)本館(管理棟)の近くにある研修温室
(上)研修温室は、「高温区」、「中温区」、「低温区」に分かれていて、それぞれの温度に適した植物が植栽されています。
(上と下)出入口から右側(西側)のエリアが「高温区」で、洋ランやアナナス類などが沢山植栽されています。
(上)「高温区」を入ってすぐ右側(北側)の棚の上に花を咲かせた洋ランが10鉢ほど植栽展示されていました。名札には、シンビジューム メロディ・フェア ’マリリンモンロー’ と書かれていました。(手持ちの図鑑の画像と少し違うように思います。)
ラン科 シンビジウム属 Cymbidium(Cym.):約50種が熱帯アジアを中心にヒマラヤ、中国、日本からオーストラリア北部、ニュー・ギニアまでの広い地域に分布する。常緑性の着生または地生ランで腐生種1種を含み、多様な生態や形態を示す。球茎はふつう卵形~紡錘形で、3~多数の革質葉または多肉葉を扇状につける。
花茎は球茎の基部より生じ、地生種では直立し、着生種では斜上または下垂する。花は1茎に1~数十輪つき、やや多肉質で花もちはよい。萼片と花弁はほぼ同じ形と色をしている。唇弁は3裂し、側裂片は蕊柱を包み、中裂片は舌状で反曲する。唇弁の基部から中央部まで2本の隆起が形成される。属名はギリシア語のkymbes(舟形)に由来し、唇弁の形を示している。
シンビジューム メロディ・フェア ’マリリンモンロー’ ラン科 シンビジウム属 Cymbidium(Cym.) Melody Fair 'Marilyn Monroe'
Emmeline×Stanley Fouraker、1973年登録。[個体] ’マリリン・モンロー’ ' Marilyn Monroe' SQ/JOGA アメリカで交配され、日本人により登録された。ピンクの大輪花で、上品な色彩と花立ちのよさ、栽培の容易な点が受けて、昭和50年代以降、現在あるシンビジウムの中でも、最も愛された品種。花径は10~12㎝、花茎は50~60㎝と、鉢物としてバランスのとれた大型の代表品種。。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]