peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ハナイカダ(花筏)

2009年05月06日 | Weblog
千厩野草会のフイリハナイカダ(斑入り花筏)
 2009年5月4日





2009年5月4日(月)、一関市千厩町千厩字西小田の
千厩ショッピングモール「エスピア」で開催中の千厩
野草会の「春の山野草展」
フイリハナイカダ
(斑入り花筏)
が展示されていました。
花は地味で目立ちませんが、葉の真ん中で球形の実
が黒く熟す頃はよく目立ちます。




ハナイカダ(花筏)ミズキ科 ハナイカダ属
Helwingia japonica
山地に生える落葉低木で、高さは1~2m。葉は
有柄で互生し、枝先に集まってつく。葉身は長
さ4~13㎝の卵形または長楕円形。先は鋭く尖り、
縁には細かい鋸歯がある。若葉は山菜として利用
されるとのこと。

5~6月、葉の表面の主脈の中央に淡緑色で4弁の
小さな花をつける。和名は葉の中央に花が咲くの
で、葉を筏に見立てて花筏の名がある。
別名:ママッコ、ヨメノナミダ。

雌雄別株。雄花は数個が集まってつき、4個の雄
しべがある。雌花は通常1個、まれに2~3個つく。
雌しべは1個で、柱頭は4裂する。

果実は直径7~9㎜の球形で黒く熟し、甘味がある。
花は地味で目立たないが、葉の真ん中で実が黒く
熟す頃はよく目立つ。

分布:北海道(南部)、本州、四国、九州、沖縄。

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