2010年9月26日(日)、奥州市埋蔵文化財調査センター(奥州市水沢区佐倉河字九蔵田96-1)主催の”所長日曜講座・陸奥話記を読む~古典文学と考古学”(全6回の4回目)が、同調査センターの研修室で開催されたので行ってきました。講師は伊藤博幸同所々長。この講座では、前田家「尊経閣文庫蔵本」から今回の講座のために所長が翻刻したテキストを用いて「陸奥話記」を読み進めています。
この日は朝から好天に恵まれたため、調査センターの周りにある田んぼで稲刈りが行われていました。すぐそばにある農家の庭先に植えられたユウゼンギク(友禅菊)が花を沢山咲かせていました。
ユウゼンギク(友禅菊) キク科 アスター(シオン)属 Aster novi-belgii (ノビベルギー)
北アメリカ東部原産の多年草で、種小名は「ベルギーで認められた」という意で、ヨーロッパで改良されたゆえであろう。草丈20㎝ほどの矮性品種から、1.5mにもなる高性品種まで、ヨーロッパや北アメリカで400品種ほどが育成されている。頭花は径2.5㎝ほど、舌状花は紫青色で一重だが、園芸品種は半八重で、花色も白、桃、紫紅、紅色などで、’フレッド・バラード’cv.Fred Ballardなどがある。近年、わが国でもシロクジャクなどとの種間雑種の育成が行われ、「クジャクアスター」の名で普及している。花が小輪で多数つくので、花束の添花などにする。栽培:春か秋に株分けで繁殖する。栽培は容易。花期:秋(9~11月)。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E6%A5%A6%A5%BC%A5%F3%A5%AE%A5%AF [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のユウゼンギク(友禅菊)]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます