2020年8月2日(日)、一関市「道の駅・厳美渓」(一関市厳美町字沖野々215番地)の「産直野菜・レストラン」の入口に常設されている花売り場にアスターや小菊の切り花が沢山展示販売されていました。この植物には「エゾギク、サツマギク」という和名や、「チャイナアスター」という別名があります。
この花を見ると70年以上も前の少年時代を思い出します。疎開して母の生家の近くに住んでいた私たちは、お盆近くになると「盆花」と呼ばれていたワレモコウやオミナエシ(女郎花)、キキョウ(桔梗)などの野草を採りに行かされました。福島県郡山市郊外の純農村地帯にあった集落では、各家の畑で「盆花」と呼ばれていたものを年中栽培していたのですが、盆の時はその花だけでは不足だったようで、野山の草花も混ぜて墓参りに持って行きました。我が家の先祖たちの墓の前に捧げるだけでなく、近くにある親類や知人の墓前にも少しずつ捧げるので沢山必要とされたようです。このような風習は今でも続いているようです。
[西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]
https://garden-vision.net/flower/agyo/ezogiku.html
https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/1962bb2c9d8764f1d611be8b61566899
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