「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・炉開き(ろびらき)
2007年12月7日
2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室に植えられた「炉開き(ろびらき)」という椿が、ピンク色の花
を咲かせていました。
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・ロビラキ(炉開き)
2006年12月14日
2006年12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」
の「日本産の椿」コーナーに「ロビラキ(炉開き)というツバキが
花を咲かせていました。
名札には、「炉開き(ろびらき)花期:9~3月、花色:桃~淡桃色。
大きさ:極小輪、山地:新潟」と書かれていました。
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・ロビラキ(炉開き)
ツバキ科 ツバキ属
Camellia rusticana ×camellia sinensis
誠文堂新光社発行の「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)には、下記の通り記載されています。
炉開き(ろびらき)新潟 [花]淡桃~桃色の一重、平開咲き、茶芯、
極小輪、9~4月咲き。[葉]長楕円、小形。[樹]叢生、密生、強い。
[来歴]ユキツバキとチャの自然雑種。栃尾市の民家より甲政治が採集、
1980年に加藤英世の命名・発表。
なお、下記のWebサイト等に詳しい情報が記載されていますが、
http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BQ23/01/gallery/gallery-robiraki.html
[埼玉県農林総合研究センター茶業特産研究所:フォトギャラリー”茶”/炉開きの花]
http://aquiya.skr.jp/zukan/Camellia_cvs.html[ツバキ属の交配種]
要約すると、
「ロビラキ(炉開き)」は、ユキツバキ(Camellia rusticana)とチャ(Camellia sinensis)の自然交配雑種で大変珍しいものである。花や葉の特徴がユキツバキとチャの中間的形質を示しており、ツバキになくてチャにあるカフェンやテアニン等の成分が含まれている。
原樹は新潟県栃尾市で発見され、1975年頃から注目されたが、誕生は100年以上前と推定されている。
花は直径4cm程度で5~6弁の一重平開咲き、淡ピンク~ピンク色を呈し、開花は9~11月の秋が主体だが、一部は翌春(4月ごろまで)にも見られる。(花にはチャの花よりも弱いが、チャの花に似た香りがある。)
ユキツバキとチャは種が異なり、また、ユキツバキは春咲き、チャは秋咲きなので、自然の状態での交配は難しいと考えられるが、雪の多い栃尾市ではチャは雪に埋もれたまま越冬し、春に咲くこともあり、付近のユキツバキと交配したという説と、逆に秋咲きのユキツバキとチャとの交配という説がある。
品種名の「炉開き」は、茶道において風炉を閉じて地炉を開く11月の行事「炉開き」の頃に花が満開になるのにちなんで1980年に命名されたもの。
2007年12月7日
2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室に植えられた「炉開き(ろびらき)」という椿が、ピンク色の花
を咲かせていました。
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・ロビラキ(炉開き)
2006年12月14日
2006年12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」
の「日本産の椿」コーナーに「ロビラキ(炉開き)というツバキが
花を咲かせていました。
名札には、「炉開き(ろびらき)花期:9~3月、花色:桃~淡桃色。
大きさ:極小輪、山地:新潟」と書かれていました。
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・ロビラキ(炉開き)
ツバキ科 ツバキ属
Camellia rusticana ×camellia sinensis
誠文堂新光社発行の「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)には、下記の通り記載されています。
炉開き(ろびらき)新潟 [花]淡桃~桃色の一重、平開咲き、茶芯、
極小輪、9~4月咲き。[葉]長楕円、小形。[樹]叢生、密生、強い。
[来歴]ユキツバキとチャの自然雑種。栃尾市の民家より甲政治が採集、
1980年に加藤英世の命名・発表。
なお、下記のWebサイト等に詳しい情報が記載されていますが、
http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BQ23/01/gallery/gallery-robiraki.html
[埼玉県農林総合研究センター茶業特産研究所:フォトギャラリー”茶”/炉開きの花]
http://aquiya.skr.jp/zukan/Camellia_cvs.html[ツバキ属の交配種]
要約すると、
「ロビラキ(炉開き)」は、ユキツバキ(Camellia rusticana)とチャ(Camellia sinensis)の自然交配雑種で大変珍しいものである。花や葉の特徴がユキツバキとチャの中間的形質を示しており、ツバキになくてチャにあるカフェンやテアニン等の成分が含まれている。
原樹は新潟県栃尾市で発見され、1975年頃から注目されたが、誕生は100年以上前と推定されている。
花は直径4cm程度で5~6弁の一重平開咲き、淡ピンク~ピンク色を呈し、開花は9~11月の秋が主体だが、一部は翌春(4月ごろまで)にも見られる。(花にはチャの花よりも弱いが、チャの花に似た香りがある。)
ユキツバキとチャは種が異なり、また、ユキツバキは春咲き、チャは秋咲きなので、自然の状態での交配は難しいと考えられるが、雪の多い栃尾市ではチャは雪に埋もれたまま越冬し、春に咲くこともあり、付近のユキツバキと交配したという説と、逆に秋咲きのユキツバキとチャとの交配という説がある。
品種名の「炉開き」は、茶道において風炉を閉じて地炉を開く11月の行事「炉開き」の頃に花が満開になるのにちなんで1980年に命名されたもの。
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