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「都知事選をめぐって」興味ある対談記事

2014-03-19 | 読書

「都知事選をめぐって」という興味深い対談が、『世界』4月号に掲載された。

共に、脱原発弁護団全国連絡会の共同代表をつとめてこられた2人で、1人は細川さんを応援する勝手連の共同代表の河合弘之氏、もう一人は宇都宮さんの選対副本部長の海渡雄一氏。

海渡氏は、「私も候補者が統一したほうがいいというのは、一般論として同感なんです。告示前に双方の政策が明らかになって、話し合いができていれば、一本化も実際にありえたと思います。しかし、細川さんは告示前夜の22日午後5時まで立候補表明も政策発表もしませんでしたし、細川さんの側には一本化するという意思はありませんでした。」「一本化できればそのほうが良かったかもしれませんが、現実的にはそれができないとなy¥ってから、宇都宮さんに対して降りろというキャンペーンがあったのは、やはりおかしかったのではないかと思います。:

河合氏が、細川氏なら「勝つ可能性がある」といったことに対し、海渡氏は、「選挙で勝つためには、舛添候補に政策論争で勝たないといけなかったと思います。舛添さんがなぜ当選したか。彼が福祉の『プロ』だという評価や、国際政治学者で政策に詳しいという有権者の評価があったからです。率直に言って、有権者の中では、細川さんが出た後でも、原発やエネルギー政策は重視する政策としては3番目で、福祉や雇用政策を最優先に考える人が多数なのです。」「そこで論争しなければ勝ち目はないのに、細川さんはそこを最初から放棄してしまった。

「公開討論を放棄していたのでは、細川さんが勝つことは最初から無理だったと思います。」と、細川さんがテレビ討論や公開討論会に出ないといったため、中止となって、政策討論の場が失われたことに触れ、「実際に政策討論が行われていれば、舛添さんの『福祉のプロ』というメッキを剥がすことも可能だった」と述べています。

 一本化に幻想を抱いた人は少なくないと思いますが、細川氏側に本人も含めて一本化の意思がない状態では、公正な議論ではなかったことであろう。

 



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