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ブータンシボリアゲハが見れるんだって。

2012-04-05 00:07:32 | 感動・思い出
今日知ったのだが、前に書いた「ブータンシボリアゲハ」が
2月に東京大学総合研究博物館で展示されたという。
調査隊がブータンに残してきた5匹の標本のうち2匹が、
ワンチュク国王夫妻の来日の際、日本側に贈呈されたのだ。
そして、その貴重な標本が、無料で見られるのだ。

 

いいな、東京は。前に書いたブログ。
NHK「ブータンシボリアゲハ」の番組、よかった~。

そして、今回知った記事。
シボリアゲハ属のウンナンシボリアゲハを、
1981年に日本の登山隊員が60年ぶりに中国で再発見した。
その際のエピソードは、ミニヤコンカの悲劇という
歴史的遭難事故とともに、語り継がれている。
1981年5月10日、中国四川省にある標高7556メートルの高峰
「ミニヤコンカ」に挑んだ北海道山岳連盟の登山隊のうち、
8人が滑落事故で死亡。日本隊の海外登山で最大の遭難となった。
隊員の中に昆虫に興味を持つ者が2人いて、
滑落事故の前にベースキャンプ付近で珍しい蝶を採集していたが、
うち1人は事故で亡くなった。後にこの蝶がウンナンシボリアゲハと分かり、
60年ぶりの再発見は「悲劇の中での快挙」(展示文章より)として、
世界に伝えられたという。

そして、今回の「ブータンシボリアゲハ」の原田隊長は
アゲハチョウ科の生態の世界的な研究者で
2008年に亡くなった故五十嵐邁博士の愛弟子のような方だ。
原田隊長が12歳ぐらいの時、
東京から引っ越してきた五十嵐博士と知り合ったという。
この世界的な昆虫研究者二人が知り合ったのも感動的である。

蝶を追う昆虫学者には感動的な話がつきまとうようだ。
僕は昆虫にそんなに興味がないが、こういうお話は大好きだ。


五十嵐コレクション

下段左の1匹の「ウンナンシボリアゲハ」には、81年4月採集の記録がある。
これこそは、ミニヤコンカ登山隊員が採集したあの蝶なのだ。

前回にも書いたが「ブータンシボリアゲハ」の生息地は、
東側のチベット寄りの1カ所の谷に限られていて、一般人は入れないのだ。
(中国、インドが争う)国境に近い、ピリピリしているエリアで、現地の集落の人以外は行かないところ。
さらにジープで入れるのは途中までで、その先は道を作らないようにしているという。
国境エリアに入るのはだめということ。これが希少種の環境を守る役目も果たしたのだ。

ブータンシボリアゲハはもちろんのこと、シボリアゲハの仲間はすべて、ワシントン条約による保護の対象。
特別な許可がなければ、採集して持ち帰ることはできないのだ。
この時もブータン政府の許可で標本にできるのは5匹だけと決まっていた。
きれいなもの5匹だけを残して、あとは全部逃がしたという。(逃がす程とれたのも奇跡だ)
そして、ブータン政府に渡したうち、2匹が日本政府に贈られたんだ。

ミニヤ・コンカの悲劇
Mac仕様の方は文字化けします。テキストエコーディングを「日本語(EUC)」にすると読めます。

ガンバ大阪 勝ったよ、良かった。

2012-04-04 01:03:14 | ガンバ大阪・日本代表、がんばれ!
やっぱり、「喝」入れに行ってよかった。
ACLはなんとか、ふんばったね。
もう、全試合勝つのが絶対条件やね。
険しいけど、ほんとに強いガンバ大阪が戻ってこないとね。

今度はリーグ戦、これまた絶対勝たなきゃ。
だいたい今年の第一戦、vs神戸。
大久保なんかに2点も入れられるなんて、
もう、気分悪くてたまらんかったぞ。
こけてばっかりで、PKの要求ばっかりしとる志の低いFWや。
このレベルの選手に負けるのは
悔しくてたまらんぞ。

絶対1勝して、連勝。
最低でもACL出場権の順位とるんや。

【Movie】 戦火の馬

2012-04-01 08:28:01 | 読書・映画・テレビ
土曜日にやっと会社が定時に終えられたので、
見たかった映画を見るために、大阪駅を目指した。
こんな時にも梅田までウオーキングなんて、えらい。
(単に上映時間まで1時間があったから)

スピルバーグ監督の「戦火の馬」



映画の内容をブログに書いてしまうのは
これから観る人には良くないが、
簡単なストーリーはチラシや予告で紹介しているので
その程度は許されるだろう。

第一次大戦前夜のイギリスの農村。
貧しい農家にひきとられた
一頭の美しい馬は、ジョーイと名付けられ、
この家の少年アルバートとかけがえのない絆で結ばれる。
だが、開戦によって英国軍の軍馬として戦場の最前線に送られてしまう。
死と隣り合わせの過酷な日々、戦争に翻弄され、戦火を生き抜くジョーイ。
この映画には、悪辣な登場人物は出てこない。


おそらく、僕の見る今年のNo1映画になると思う。
おっと、もう一つ来週封切りの絶対見たい映画がある。
どっちになるかな。
それにしても、土曜日の晩なのにこの観客の少なさはどうなん?
何の映画見てるの? サッチャー鉄の女? 
それとも、シャーロック? どうしてこの映画見ないかな。
かなしいかな、観客は10人程でした。


このシーン、外国映画お決まりやけど、それでもええわ超迫力。


この孫娘、かわいいな。こんな娘がおったら心配で死ねんぞ。


このシーンはもう見てられない、うーやめて、かわいそうすぎる。

って、わけでぜひ見に行って下さい。
感想を桃旗まで(笑)

  ■

もう何十年も前の封切りだけど『戦場のアリア』と言う映画を見ましたか。
1914年第一次世界大戦のクリスマスイヴの日、戦場にあった
ドイツ兵とスコットランド兵、フランス兵が、一時的に休戦をし、
敵同士が握手をしあい、みんな でクリスマスを祝ったという奇跡の実話物語。


この手の二番煎じは、まあ、あるけれども、
この「戦火の馬」でも、そんなシーンが。
それでも脚本良いし良いじゃない、スピルバーグだもの。
なんぼでも、感動させてちょうだい。

・ジョーイに乗って、意を決して突撃した兵隊の次のシーン。
・孫娘がジョーイに乗って坂を駆け上がって丘の向こうに消えたシーン。
この2つのシーンの後にある衝撃のシーン。こういう見せ方。
これって、スピルバーグらしくていいよね。

でもね、スピルバーグさんちょっと苦言。創り過ぎですね。
すこし、ウソっぽくなってますよ。

と言う僕は、こういう感動名作見すぎて
強烈な感動を感じなくなってきている。
日本の駄作も見る必要があるのかも。
なんて贅沢な。