ピアノを初めて習う生徒さんに「不思議な音の国」でレッスンを始めて1カ月が経ちました。
ロシアンメソッド自体は10カ月前から生徒のレッスンで始めておりましたが、その時はまだ「はじめの一歩」を使っておりました。
曲は通常のテキストを使いましたので、指の番号を変えたりスラーなしにしたりで、楽譜に忠実でないことに抵抗を感じておりました。
「不思議な音の国」を使うきっかけになったのは5カ月前に他の教室から移ってきたピアノ歴1年の生徒さんです。
固定5指ポジションの典型的な弾き方をしておりましたので、これはゴリン先生のテキストを試してみたいと思いました。
その後、私が初めから教えている生徒にもゴリン先生のテキストを使うようになりました。
しかし初めてピアノを習う生徒さんに初めからゴリン先生のテキストを使う機会はなかなか訪れませんでした。
それが楽器店の稼働の関係で新入会の生徒さんが一気に6人入会され、年齢も4~7歳でしたので全員ゴリン先生のテキストを使うことにしました。
少しだけ手の力みがある生徒はおりますが、経験者の力みに比べたら心配はないと思われる程度です。
6月から始めた生徒さん4人、7月からが2人。
6月からの生徒さんは「消しゴム付き鉛筆&スライム」で指先の支えと深い打鍵ができてきました。
7月からの生徒さんでも本日2回目のレッスンを終えた生徒さんは、初めは浅い音でしたが「スライム」で打鍵の深さが変わり、指先と手首は元々悪くありませんでしたので補助しながら弾いてもらってるうちに1人でも良い音がいくつか出せるようになりました。
この生徒さんのお母様も良い音の時に「今のいい音!」とその都度褒めて下さいました。本当に良い時に褒めて下さっていたのでありがたかったです。なんでも褒めるは困るのですが・・
この新しくピアノを始めた生徒さんたちに共通していることは、”鍵盤を押しつけない”ということです。
ロシアンメソッドで始めるとこんな風になるのだと知りました。
やはり弾きづらい1の指から始めると、音を外さないようにしようと思う子ほど押しつけて弾くようになるのだと思います。
体験レッスンで3の指で黒鍵を弾いてもらうと「ド」から始めないのかと不思議がられます。それは100年前の方法で昔と教え方が変わってきているとお話します。
3の指から始める話を同僚のピアノ科講師にしましたら「ミ」から始めるのかと言われ驚きました。
順番を重んじる日本人にロシアンメソッドが浸透するのはいつの日になることか・・
中村紘子さんが留学した頃に既に100年前の奏法で古いと言われ全て直すことになり、それを知ってほしいと思い浜松のアカデミーを作ったと読みました。
ピアノ指導者にさえ浸透していない現実・・
この先どこまでいけるかは私もまだ分かりません。
どんな問題が待っているのかもわかりません。
楽しみでもあり、自分がどこまで対応できるのか心配でもありますがやってみようと思います。
(西城秀樹さんが闘病の中で、どこまで行けるかわからないけどやる!とおっしゃっていました。子供の頃からヒデキファンだった私の支えになっている言葉です。生徒のレッスンだけでなく自分自身のことに対してもこの言葉を日々思い返しています。うっ・・ヒデキ~)
ロシアンメソッド自体は10カ月前から生徒のレッスンで始めておりましたが、その時はまだ「はじめの一歩」を使っておりました。
曲は通常のテキストを使いましたので、指の番号を変えたりスラーなしにしたりで、楽譜に忠実でないことに抵抗を感じておりました。
「不思議な音の国」を使うきっかけになったのは5カ月前に他の教室から移ってきたピアノ歴1年の生徒さんです。
固定5指ポジションの典型的な弾き方をしておりましたので、これはゴリン先生のテキストを試してみたいと思いました。
その後、私が初めから教えている生徒にもゴリン先生のテキストを使うようになりました。
しかし初めてピアノを習う生徒さんに初めからゴリン先生のテキストを使う機会はなかなか訪れませんでした。
それが楽器店の稼働の関係で新入会の生徒さんが一気に6人入会され、年齢も4~7歳でしたので全員ゴリン先生のテキストを使うことにしました。
少しだけ手の力みがある生徒はおりますが、経験者の力みに比べたら心配はないと思われる程度です。
6月から始めた生徒さん4人、7月からが2人。
6月からの生徒さんは「消しゴム付き鉛筆&スライム」で指先の支えと深い打鍵ができてきました。
7月からの生徒さんでも本日2回目のレッスンを終えた生徒さんは、初めは浅い音でしたが「スライム」で打鍵の深さが変わり、指先と手首は元々悪くありませんでしたので補助しながら弾いてもらってるうちに1人でも良い音がいくつか出せるようになりました。
この生徒さんのお母様も良い音の時に「今のいい音!」とその都度褒めて下さいました。本当に良い時に褒めて下さっていたのでありがたかったです。なんでも褒めるは困るのですが・・
この新しくピアノを始めた生徒さんたちに共通していることは、”鍵盤を押しつけない”ということです。
ロシアンメソッドで始めるとこんな風になるのだと知りました。
やはり弾きづらい1の指から始めると、音を外さないようにしようと思う子ほど押しつけて弾くようになるのだと思います。
体験レッスンで3の指で黒鍵を弾いてもらうと「ド」から始めないのかと不思議がられます。それは100年前の方法で昔と教え方が変わってきているとお話します。
3の指から始める話を同僚のピアノ科講師にしましたら「ミ」から始めるのかと言われ驚きました。
順番を重んじる日本人にロシアンメソッドが浸透するのはいつの日になることか・・
中村紘子さんが留学した頃に既に100年前の奏法で古いと言われ全て直すことになり、それを知ってほしいと思い浜松のアカデミーを作ったと読みました。
ピアノ指導者にさえ浸透していない現実・・
この先どこまでいけるかは私もまだ分かりません。
どんな問題が待っているのかもわかりません。
楽しみでもあり、自分がどこまで対応できるのか心配でもありますがやってみようと思います。
(西城秀樹さんが闘病の中で、どこまで行けるかわからないけどやる!とおっしゃっていました。子供の頃からヒデキファンだった私の支えになっている言葉です。生徒のレッスンだけでなく自分自身のことに対してもこの言葉を日々思い返しています。うっ・・ヒデキ~)