4月13日 (日曜日)午前11時から、新宿「天元」に於いて、首記大会が開かれた。出席者数16名。11時の集合時間には、全員集合。
囲碁・将棋の会会長の挨拶や世話役のルール説明が行われた。 早速、戦いが始まった。午前中1戦、午後3戦を打つ。
囲碁対戦情景。
将棋対戦情景。
真野人会役員は、連日のためグロッキー。ただ囲碁の部で役員の一人が、初戦の勝ちっぷりが良かったようで、気を良くして連戦、連勝。四戦全勝を果たし優勝した。
囲碁の決勝戦盤面。
四戦終了後表彰式に入った。 優勝、2位、3位、BB賞及びホタル賞の各該当者が同会会長から賞品を受けた。
囲碁の優勝者表彰。
将棋の優勝者には大きな逆さ馬の駒。
私は、上記したように疲れが一気に出て(甘え?)、不戦勝1、3連敗と散々な成績だった。連続してホタル賞かとがっかりしていたら、同成績者が私より若い人にいた。私は、年齢により一つ上のBB賞をいただいた。
すべてが終了、参加者は、いつものように新宿西口の「やるき茶屋」で懇親の場が持たれ、午後7時30分まで続いた。
懇親会で乾杯する会員。
身体は、確かに疲れていた。昨日、レモンのお湯を大コップで二杯飲んだせいで、夜中1時30分、3時、5時30分頃の3回、トイレに入った。 熟睡できなかった。
そう、今朝、会場に行く電車の中で、疲れた態度をしていたのか、席を譲るという言葉をかけられ、以下のようなすがすがしいことがあった。
地下鉄大江戸線で新宿駅までには5駅があるが、○○駅で乗り込んで中ほどに進んだところ、斜め前に座っていた23歳前後の男性が、「どうぞお座りください」と言って立ち上がった。 私は、五つほど先の駅で下車するので、「結構です。近いので」と。彼は「よろしいですか」と二度言って座りなおした。
その後彼は、雑誌を出して読み始めた。
彼みたいの若い人が、70歳前半の人に声をかけることには、躊躇があり勇気のいること。私は、彼の気持ちがありがたくて、新宿駅で下りるとき、彼はまだ席を立っていなかったので、彼に「お心遣いをいただき、ありがとうございました」とお礼を述べた。そしたら彼は「いえ、いえ」と明るい大きな声で返事が。
私の気持ちにすがすがしいものが走った。
この一件を懇親会で皆さんに紹介したら、「彼は立派。大成する人だと思うよ」と温かい言葉があった。
「席を譲る」と声をかけられたのは、これで2回目かな?
自分は、まだ若い気持でいるので、遠慮する気持ちが先に立ち「ありがとうございます。大丈夫ですので」と席に座らないが、今回こんなにすがすがしい気持ちになったのは、初めてのこと。
彼と別れ際に交わした明るい声は、彼も今日一日が気持良く過ごせたのではないかと思いたい。
先日の新潟館ネスパスで行われた産業振興フォーラムで、講演者の本間さんが述べていた「言葉とあいさつ」が如何に大切かを思い浮かべた一日でした。
この一件は、囲碁・将棋大会のことより、強烈な印象として残ったので紹介させていただきました。