6月14日(金曜日)、銀座鳩居堂3,4階で開催されている首記中村蘭台一門篆刻展に。
篆刻展会期は、6月11日から6月16日の6日間。入場は無料。
首記篆刻展の実行委員長は、日展会員で高校同級の柳 濤雪さん(佐渡市赤泊出身)。毎年銀座鳩居堂での開催案内状をもらっている。同級生のK氏と打ち合わせて今日14日会場に伺った。
銀座鳩居堂は、銀座四丁目交差点から数十メートルにある一等地。こんなところで1週間の篆刻展を行うこと14回目とのこと、素晴らしい。
処世・二世中村蘭台の流れを汲む中村 淳、古川 悟、山崎 方石の指導を受けた一門が、その成果を問う展覧会とある。
出展品の数は、113品とのこと。
3階会場でK氏と合流。柳さんは、ほかの人と話し込んでいた。
しばらくすると、柳さんが私どもを見つけて・・・・。「おめでとうございます」と挨拶を交わす。
柳さんの作品を説明してもらった。
柳さんの作品と印刻。一本の台木からすべてを掘っていくのだそう。上の目出し魚は、あるところで食べたものを思い出して描いたとのこと。
話している間も先生に引っ切り無しの挨拶。
ガラスケース内にある作品は、処世・二世中村蘭台、中村 淳、古川 悟、山崎 方石先生らの作品。カメラはご遠慮くださいとのこと故、遠くから・・・。
テーブルに座っていると、柳さんが「佐渡出身の人が一人いるよ。紹介しよう」と言って、彼女を連れてきた。
佐渡両津出身で佐和田諏訪町出身者に嫁いだとのこと、後藤さん。
後藤さんの作品は、4階会場に在るとのことで、柳さんの勧めで後藤さんが案内してくれた。
後藤華泉さんの作品と印刻(石)。
K君と話す後藤さん。
後藤さんは、柳さんの教室に30年もいるのだそう。印のかけ部分等どこか柳さんの作品に似ている。「そりゃ~そうでしょう。30年も習っているのだから」さらっと答える。
柳さんも4階会場に上がってきた。
作品の一つひとつを説明してくれる。象形文字から始まって金文・・・草書と続く、金文文字を説明してくれた。
もう、11日の開始から4日になるのに、会場に足を運んでくる人は引っ切り無し。
期間中の客数は、3000名を超えるとのこと。すごいね。
でも、教室での一番若い人は31歳とか。そこで若い人の天性の発掘に期待したいと鎌倉のある女子高に出向いているとのこと。
いつまでも頑張ってもらいたいものです。
注)
明15日の佐渡を世界遺産にする首都圏の会主催の板橋~日本橋間の金の道ウォークは、荒天の予報ですので中止となりました。