カーナバルを見に行く途中、ふと思い立っていつもは通らない角を曲がってみました。
とりあえずこのあたりはあまり危険な場所ではないので、こんなこともできます。
曲がった通りは、十分な広さで両側には落ち着いた感じのアパートが並んでいます。
ブラブラと歩いていると、教会らしい建物の屋根が見えてきました。
庭には ポツンとこんな方が...
見上げると、素敵な礼拝堂
中をのぞかせてもらいました。
ステンドグラスも、祭壇も美しかったけれど...
何より美しかったのは...
教会の内部の壁面を飾るポルトガルタイル。
後で調べたところ、この教会は1923年にカルメル修道会の礼拝所として建設されました。
タイル壁画は1936年にサンパウロ出身の画家「ペドロ・コロナ」が描いたもので、この教会に奉られている「聖テレサ」の生涯が描かれているそうです。
教会の周囲にぐるりと描かれているタイル壁画は、とてもわかりやすく、美しく、それだけ見ていても一日たってしまいそうでした。
絵巻物とか、現代で言ったら「マンガ」みたいな感じ。
叱られちゃうかな?
今度、この壁画だけ見に行きたいな。
外に出て少し歩くと、こんな標識が。
「サンパウロ カトリック大学」。
あら、ここはPUC(カトリック大学)の礼拝堂だったのね。
この大学は、リオデジャネイロ州やパラナ州にもある大きな大学です。
通りを歩いていくと、どこまでも続く大学の校舎。
さすが、ブラジルでも有数な歴史のある大学。
この礼拝堂及び一部の大学の建物は、サンパウロ市の歴史遺産にも登録されているそうです。
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