たまにはタイトルを真面目に貝の名前なんぞにしてみましたこんなに可愛い貝ですが、これは勿論外套膜の模様
さて、外套膜とはなんのこっちゃ??というかたのためにご説明しましょうそもそも外套膜は軟体動物にある器官です多くの種類ではこの表皮から炭酸カルシウムを分泌して貝殻を形成するそうです
貝は常に貝殻を作り出すことで貝についた寄生虫や傷を治しているのです
さて、この写真のテンロクケボリタカラガイですが、タカラガイの一種ですタカラガイはよく海の家のおみやげ物屋に売っているツルっとしていて丸い貝ですダイビング中にも見かけますがやはりツルっとしています他の貝はざらざらなのになんでと思いますよね
実は外套膜が大きく関係しています
普通貝類の外套膜は貝殻の内側のみを覆っていて、貝は内側から貝殻を
成長させますそこで貝殻の内側は普通ピカピカに光っているのです
ところが、タカラガイの仲間は外套膜が大変広く、貝殻の内側も外側もすっぽりと覆うことができるのですそれでこの仲間の貝殻は非常に光沢があるわけです
わかっていただけたでしょうか
たまには真面目に海のお話をさせていただきました
なんせこいつを見るのは初めてだったものでこの不思議なカラーリングに感動したもので
そんなこんなでマイログ988本です
ちなみにテンロクケボリの貝殻には点が6つあるそうですよただ、それがあるからといってテンロクケボリとは限らないそうです
紛らわしいのぅ
まぁいっか