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2007/01/27(土) ★「朝鮮民主主義人民共和国憲法(金日成憲法)」★、を読む 1
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1998,9,5 最高人民会議 第十期 第一会議で修正・補充
★(序文) 偉大な領袖金日成同志は、朝鮮民主主義人民共和国の創建者であり、社会主義朝鮮の始祖である。★
・・・創建者はソ連である。朝鮮は、社会主義でなく、チュチェ思想の国である。 チュチェとは、「偉大な領袖、金日成の思想と領導を具現した」ものである。 「金日成の思想」とは、全人民が彼の領導に従うという事、その事である。 「領導」とは、その時その時の彼の教示である。 「教示」は勅令であり、絶対的なものである。
たとえば、よど号乗っ取り犯に対し、結婚を教示する。 田宮らは、必死で相手を探し回る。 ついには、騙して、日本とヨーロッパから連れてくる。 子供を産ませることが、金日成の狙いである。 人質にするためである。
田宮はなぜ死んだのであろう。 日本から来た赤軍の親分と話し込んだ直後だけに、内心の葛藤のせいであったのか。
それにしても、青年の客気の果ての恐ろしき波紋の継続に、暗澹たる思いがする。
八尾恵他、結婚を強制された女性達も、拉致被害者に認定すべきである。 被害者が加害者となる宿命も又ここにある。 当局は、何故赤軍の配偶者の徹底した取調べを行わないのか。 不明な事があまりにも多い。
この間の「拉致」事件の警察の捜査においても、政治家の圧力により潰されたものが多々あるようだ。 言うまでもなく、日本も又、恐ろしい国ではある。
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2007/01/28(日) 2
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★金日成同志は、・・・・・抗日革命闘争を組織・領導して、栄えある革命伝統を築き、祖国光復の歴史的偉業を成し遂げ、・・・・・共和国を創建した。★
・・・真っ赤な嘘である。 この男は、「金成柱」である。 ソ連軍の一大隊長であり、その正体は秘密警察員であった。 ソ連軍に媚び、同志を密告した。 そして、パルチザン・白頭山の伝説的英雄「金日成」になりすました。 「背乗り」である。 ソ連の傀儡である。 だけどまあ、バックがあるという事は凄いことなのだ。 なにせ、スターリンだ。 三十三歳の低劣なる男が「英雄」とされるのだから。
かって、朝日新聞が、二十世紀の偉人とかいって、金日成を日曜版で一面使って紹介した。 彼のインチキ履歴をそのまま載せて英雄扱いにした。 種本は、東大教授・和田春樹の著作である。 岩波「世界」にまだ出ている。 恐るべき厚顔無恥なる男である。
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2007/01/29(月) 3
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「金成柱」は、ソ連軍の軍艦に乗り登場。 パルチザンの活動歴など全くない。 朝戦戦争を引き起こし、数百万の死者という地獄を作り出し、敗走した時は洞穴でぶるぶる震えていた男だ。
今度は中国軍によって助け出され、中ソ外郭防衛国家として、その地勢故に権力の座に据えられた男である。
金日成神話の呪縛から抜けられない人がまだいる(金正日は悪いが、金日成は偉かったなど)のは、まことに嘆かわしいことだ。
共和国の現状分析は、すべて金成柱のふざけた虚構を認識することから始まるのだ。
金成柱の父親はまことに無頼漢であった。 彼もその父を見習い殺人・暴行事件を起こしている。 人を殺して悩まない稀なタイプの人間である。 あれほどの粛清を成し遂げたこと、これが彼の唯一の業績である。
金賢姫がその著作の中で書いていた。
「共和国には、ヒストリーがない。 あるのは、ヒズ・ストーリーだけだ!」と。
共和国は、正確に言えば国家ではない。 金日成・金正日の私的軍事国家、王朝であり、かつ監獄国家である。
恐ろしいことだ。 今後実情が暴露されるにつれ、全世界は恐れおののくことになる。
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2007/01/30(火) 4
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★金日成同志は・・・・・全社会を一心団結した一つの大家族に変えた。★
・・・まことに、金日成は日本の天皇以上の天皇であり、国民はというより住人は、彼の赤子・臣民である。
日本の植民地統治三十六年の結果が、このような鬼子を産んだ。
★金日成同志は、・・・・・祖国統一運動を全民族的な運動に発展させて、全民族の団結した力で祖国統一偉業を成就するための道を開いた。★
・・・対南・対日工作のことである。 金日成に次ぎ金正日はこれを悪逆無道に発展させた。 今回、「謝罪」したことが報道されている。 徐勝はこれを率直な発言として評価する。(「世界」、2002、11月号) まことに工作員らしい物言いではある。
「拉致問題」について言えば、死亡とされた者を含めて日本人何十人もが生存している。 国家機密を知るものは死亡とされたのだ。
その本質からして、「政治活動、人との活動を先行させ」るこの一大家族は、また「人質国家」である。 罪は六親等?に及ぶという。 親の「成分」で人生が決定されるのだから「封建国家」というべきか。
攫っておいてばれても子供を返還しないというのは、どう考えても時代が数百年遡る感がするが、それが今である故になおぞっとする。
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2007/01/31(水) 5
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★金日成同志は・・・・・偉大な人間であった。★
・・・殻が偉大なことは、その通りだ。
彼ほど平然と人間を抑圧し、殺害し続けた人間はいない。
★朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲は・・・・・金日成憲法である。
・・・まことにその通り。
漢字十七文字の、国家の掲げる憲法にあらずして個人名を冠した「金日成憲法」である。
歴史上類稀なる民衆虐殺・弾圧憲法として、その名は永遠に記録されるであろう。
2007/01/27(土) ★「朝鮮民主主義人民共和国憲法(金日成憲法)」★、を読む 1
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1998,9,5 最高人民会議 第十期 第一会議で修正・補充
★(序文) 偉大な領袖金日成同志は、朝鮮民主主義人民共和国の創建者であり、社会主義朝鮮の始祖である。★
・・・創建者はソ連である。朝鮮は、社会主義でなく、チュチェ思想の国である。 チュチェとは、「偉大な領袖、金日成の思想と領導を具現した」ものである。 「金日成の思想」とは、全人民が彼の領導に従うという事、その事である。 「領導」とは、その時その時の彼の教示である。 「教示」は勅令であり、絶対的なものである。
たとえば、よど号乗っ取り犯に対し、結婚を教示する。 田宮らは、必死で相手を探し回る。 ついには、騙して、日本とヨーロッパから連れてくる。 子供を産ませることが、金日成の狙いである。 人質にするためである。
田宮はなぜ死んだのであろう。 日本から来た赤軍の親分と話し込んだ直後だけに、内心の葛藤のせいであったのか。
それにしても、青年の客気の果ての恐ろしき波紋の継続に、暗澹たる思いがする。
八尾恵他、結婚を強制された女性達も、拉致被害者に認定すべきである。 被害者が加害者となる宿命も又ここにある。 当局は、何故赤軍の配偶者の徹底した取調べを行わないのか。 不明な事があまりにも多い。
この間の「拉致」事件の警察の捜査においても、政治家の圧力により潰されたものが多々あるようだ。 言うまでもなく、日本も又、恐ろしい国ではある。
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2007/01/28(日) 2
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★金日成同志は、・・・・・抗日革命闘争を組織・領導して、栄えある革命伝統を築き、祖国光復の歴史的偉業を成し遂げ、・・・・・共和国を創建した。★
・・・真っ赤な嘘である。 この男は、「金成柱」である。 ソ連軍の一大隊長であり、その正体は秘密警察員であった。 ソ連軍に媚び、同志を密告した。 そして、パルチザン・白頭山の伝説的英雄「金日成」になりすました。 「背乗り」である。 ソ連の傀儡である。 だけどまあ、バックがあるという事は凄いことなのだ。 なにせ、スターリンだ。 三十三歳の低劣なる男が「英雄」とされるのだから。
かって、朝日新聞が、二十世紀の偉人とかいって、金日成を日曜版で一面使って紹介した。 彼のインチキ履歴をそのまま載せて英雄扱いにした。 種本は、東大教授・和田春樹の著作である。 岩波「世界」にまだ出ている。 恐るべき厚顔無恥なる男である。
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2007/01/29(月) 3
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「金成柱」は、ソ連軍の軍艦に乗り登場。 パルチザンの活動歴など全くない。 朝戦戦争を引き起こし、数百万の死者という地獄を作り出し、敗走した時は洞穴でぶるぶる震えていた男だ。
今度は中国軍によって助け出され、中ソ外郭防衛国家として、その地勢故に権力の座に据えられた男である。
金日成神話の呪縛から抜けられない人がまだいる(金正日は悪いが、金日成は偉かったなど)のは、まことに嘆かわしいことだ。
共和国の現状分析は、すべて金成柱のふざけた虚構を認識することから始まるのだ。
金成柱の父親はまことに無頼漢であった。 彼もその父を見習い殺人・暴行事件を起こしている。 人を殺して悩まない稀なタイプの人間である。 あれほどの粛清を成し遂げたこと、これが彼の唯一の業績である。
金賢姫がその著作の中で書いていた。
「共和国には、ヒストリーがない。 あるのは、ヒズ・ストーリーだけだ!」と。
共和国は、正確に言えば国家ではない。 金日成・金正日の私的軍事国家、王朝であり、かつ監獄国家である。
恐ろしいことだ。 今後実情が暴露されるにつれ、全世界は恐れおののくことになる。
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2007/01/30(火) 4
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★金日成同志は・・・・・全社会を一心団結した一つの大家族に変えた。★
・・・まことに、金日成は日本の天皇以上の天皇であり、国民はというより住人は、彼の赤子・臣民である。
日本の植民地統治三十六年の結果が、このような鬼子を産んだ。
★金日成同志は、・・・・・祖国統一運動を全民族的な運動に発展させて、全民族の団結した力で祖国統一偉業を成就するための道を開いた。★
・・・対南・対日工作のことである。 金日成に次ぎ金正日はこれを悪逆無道に発展させた。 今回、「謝罪」したことが報道されている。 徐勝はこれを率直な発言として評価する。(「世界」、2002、11月号) まことに工作員らしい物言いではある。
「拉致問題」について言えば、死亡とされた者を含めて日本人何十人もが生存している。 国家機密を知るものは死亡とされたのだ。
その本質からして、「政治活動、人との活動を先行させ」るこの一大家族は、また「人質国家」である。 罪は六親等?に及ぶという。 親の「成分」で人生が決定されるのだから「封建国家」というべきか。
攫っておいてばれても子供を返還しないというのは、どう考えても時代が数百年遡る感がするが、それが今である故になおぞっとする。
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2007/01/31(水) 5
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★金日成同志は・・・・・偉大な人間であった。★
・・・殻が偉大なことは、その通りだ。
彼ほど平然と人間を抑圧し、殺害し続けた人間はいない。
★朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲は・・・・・金日成憲法である。
・・・まことにその通り。
漢字十七文字の、国家の掲げる憲法にあらずして個人名を冠した「金日成憲法」である。
歴史上類稀なる民衆虐殺・弾圧憲法として、その名は永遠に記録されるであろう。
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