やりましたね、キュリオシティ着陸に成功です。
これで、有人火星探査にも弾みがつくし、火星の生命の痕跡発見が期待されます。
もし、生命の決定的な痕跡が発見されたら、きっと人類の宇宙観は大きく変わるでしょう。太陽系内の異なる2つの惑星で生命が生まれたとしたら、地球が特別なのではなく、宇宙は生命で溢れているという事になるはずですから・・・
ここで、ちょっと気になったこと・・・
今回電源用に「原子力電池」というのを積んでいます。
これは、アポロ計画の頃から使われてきた電池で、相当長い期間電源を確保できるようです。しかし、やはりプルトニウムなどを使うので、壊れると放射能漏れを起こす危険性があるそうです。
実際、これまでも、衛星の失敗などによって放射性物質が大気中にばらまかれたり、深海に沈んだりしていますが、あまりニュースにはなっていませんね(気がつかないだけかな)。
有名なヴォイジャー1,2号も原子力電池を積んでおり、今も太陽系外はるか彼方を飛行しています。あと、木星探査機ガリレオや、土星探査機カッシーニも・・・カッシーニは、確か、加速するために地球の重力でスイングバイを行ったのですが、失敗したら大気中に放射性物質をばらまくことになると、かなり反対運動が起こった記憶があります。
でも、打ち上げの時点で失敗したらそうなる訳で・・・他の衛星や探査機打ち上げの時はあまり話題にならないのも不思議です。