WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

命のおわりのとき

2007-09-14 | 人生妙なり

大変重いタイトルですが、ちょっと考え込んでしまいました。

「あなたの人生があと3日で終わるといわれたら、最後の3日間何をしますか?」
こんな提起はよくありますよね。

そのほかにも、
「世界が明日滅びるとしたら」
 何を食べたいですか
 誰に会いたいですか
などなど。

さて、どうしよう。
ほんとうに好きな人と、好きな場所で、好きなものを食べたり、うたったり、語ったり…??
みなさまはどうでしょうか?

しかし、、、
普通、まことの命の終わりの3日間、一般的には病院のベッドの上で、食べることも、うたうことも、語ることもできずに寝ている可能性が大きい。
そして、きっと、さいごのさいごに私は自分で自分の命を、あちら側へと向けて、進めていくんだろうな。

最後の3日間は、いよいよ自分自身のためだけに過ごす内省の時間なのかも。
だから、それまでに…つまりね、普段の、なにげない「日常」をちゃんと自分のやりたいことをやって生きましょう。


今ね、昔大好きだった「ヘッセ」を再びかたっぱしから読もうと思っています。
30年以上ぶり(^_^;)
なので、少しの間、ブログから遠ざかります。

TAKAMI、なんかあったの?
はい。
いえ、誰も死ぬわけじゃないですけど。

気の済むまで読みまくったら、また「読書感想文」をアップしたいと思いますので、まっててね♪
あっ、でも週末のイベントなどはアップしますからね~~

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7 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
・・・・ (おゆき)
2007-09-15 18:03:30
何があったのでしょうか。

本 ちゃんと読んでないなぁ・・・

父の死も父にしたら突然過ぎて
何も出来なくて可哀想だったね・・と母と話すこの頃。

まだ 死への準備は早いと思っているが
・・・・常に一生懸命生きるしかないんだろうね・・・

ヘルマン・ヘッセ
私は誰を読みなおそうかな・・・?
返信する
空も命も燃え尽きるまで (百合亜)
2007-09-15 19:06:54
なんて印象的な、美しい空でしょう!

命について・・・
数年前の春、生涯で最も愛した人を亡くしたとき
この夏、大切な友を亡くしたとき。

そして、犯罪被害にあって無念の死をとげたと
きかされていた祖母の、魂の声を聞いたとき。

何度もなんども、繰り返して、心の中で
問いかけ続けていた大切なテーマです。
そしてこれからも、生と死を真っ直ぐに見つめながら
滅ぶもの、滅ばないもの、どちらも大切にして
生きていきたいな~って、思います。

ヘッセ、懐かしいな。

私はこの頃、また宮沢賢治を読み直しています。
高校生の頃とも、大学生の頃とも、数年前とも
読後感が全く違ってて、まるで違う読み物を読んだ
ような・・・

それだけ、私自身の心に変化があったのでしょうね。
私は、過去の自分も今の自分も大好きだけど、
これから先の自分も、
死に直面した自分も、
きっとずっと好きでいられそうな気がしています。
返信する
Unknown (TAKAMI)
2007-09-16 11:23:54
♪おゆき
いろいろあったしいろいろある…としか言いようがないのよ、、、
ごめんね~~
私、物事に即時反応するんじゃなくて、じんわりじわじわ…だから、
なんかあったら即…ていうワケじゃないのよね
お騒がせしてごめんねm(_ _)m

読書の秋だもんね、、、
また、読後、気が済んだら続きをかくね(^_^;)


♪百合亜さん
命については、私もさらっと書くことができず、
いろんな場面で、少しずつ考えたり書いたりしてますが、
私も、これからの人生のなかで、テーマであります。
「祈り」のうた
「命」のうた
まだまだ、できるのはずっと先になりそうかも。
ヘッセは私にとって、魂の師匠です。
彼の本の主人公は殆どが芸術家だったり、
神とともに生きる人だったり…
今、久々にヘッセと再会している気分です。
返信する
生きる (真壁 六郎太)
2007-09-16 21:24:02
(黒澤 明監督)を観てはどうでしょう
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Unknown (TAKAMI)
2007-09-17 21:52:04
♪真壁 六郎太さん
お出ましありがとうございます。
「生きる」ですか。
近々ぜひ観てみたいと思います。
返信する
ヘッセうんとTAKAMI (ボードレリアン)
2007-10-06 22:09:19
ヘッセは85歳で永眠する前夜(1962年没)まで詩稿を練っていた、そうです。荒魂の持ち主は生命力も桁違いなのでしょう。以前彼の庭仕事に関する本が矢継ぎ早に再刊された頃の帯の惹句に「人は成熟するにつれますます若くなる」というのがありました。ヘッセよりもっと長生きしている女性や知人にこの言葉通りの人がいるのを知っています。魂の師匠を読みまくった後のブログ、よろしく。楽しみに待っています。
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Unknown (TAKAMI)
2007-10-07 10:45:42
♪ボードレリアンさん
以前は先を急いでむさぼり読んだヘッセも、今はゆっくり味わっています。
なかなかまとまった時間がとれないのと、緑内障が進んでいるらしく、ホントに縦書きのものは特に読みづらくなりました。
でも、懐かしい人たちに再会しているようで、ものすごく嬉しいし、満たされます。
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