4月に入って割と天気の良い日が続き、TV報道でも桜の開花前線が急速に北上していると伝えています。この分だと例年よりも4-5日から1週間ほど早く、北海道に上陸するのではないかと思われます。平年ですと、道央の札幌・小樽ではGW中盤に満開となりますが…ひょっとしてGW始まる前にも開花しそうな勢いです。写真仲間たちとの春の撮影会のスケジュールにも影響してきます。
とはいえ、天候は気まぐれ、何度も騙されています。もう雪が降ることはないだろうと、タイヤ交換を済ませた途端、TVの天気予報は、4月9日(土曜)夜半から雪マークがつきました。GW前に雪の降る日があることも珍しくはありませんが、暖冬と言われ早々に雪が無くなって、ホッとしたのもつかの間、翌々日11日(月曜)の朝外を見ると、一面の銀世界。春の雪はすぐ消えてしまいますが、昼過ぎには吹雪のおまけつきとは…
今回は、そんな春先の牡丹雪と小樽手宮緑化植物園の春の花を取り上げます。長橋の苗穂公園が水芭蕉が咲いておりましたので(前回のブログ)、距離的にも近く、標高も同じ程度の緑化公園も花々が芽吹いているものと思っておりました。ところが…詳しくは本文で紹介します。まずは、牡丹雪の舞い散る様をご覧ください。
我が家の玄関先の百合の芽です。1F奥の駐車場内で越冬した球根は、芽を出してひょろひょろと5-6㎝になっていました。陽が当たらなかったため光合成ができず、白いまま、表に出して4-5日経過するも、いまだ茗荷状態のまま。
向かいの駐車場を見ると、紫陽花のドライフラワーにも雪が積もって冬の華を咲かせていました。
道路沿いの縁にはフキノトウがここ数日で一段と大きくなったのに、ぶるぶると震えているようにも見えて可愛そう。
イヌの散歩のついでに、メルヘン広場に行ってみました。カラフルな服装はアジア系外国人の特徴。多分雪のない国から来たのでしょうか、突然の牡丹雪に感激しているのか、足取りが躍っているように見えました。
こんな日は滅多に遭遇できないとばかりに自撮り棒で…
ミゾレっぽいこんな日でも笑顔で足取りも軽いようです。
とまあ、春先の雪はままあること。つぎに4月10日(日曜)午前中に手宮公園内にある、緑化植物園に行ってみました。正式な開園日は4月28日と決まっていますが、出入りは自由ですので…なお緑化植物園は手宮公園(総合)の一角にあって、海側斜面にあります。まずは海側の「厩稲荷神社」から入ります。
入り口そばの東屋から、正面が厩稲荷神社、木柵のあるところが水芭蕉の池ですが、2ヵ所は水が干上がっている。
咲いていない。あれれ、手宮公園の近くの苗穂公園では咲いていたのに…こちらの方が日当たりがいいはずすが…、海に面している分、風が強いのかな?
近くの池を覗いても枯れ葉が風にそよいで右にフラフラ、左にフラフラ、
斜面見ると枯れ木が芝生に影を落していた。芝生の上部は黄色いマンサクの花でいっぱいになるのですが…他に咲いているものはと付近をうろうろ…
松ぽっくりがかたまって、寒さをしのいでいたのかな、一個だけ色が違っている。
う~ん、絵になりそうな花がない。やっぱり早すぎたのかな。港を一望してみると…何もない。う~ん、私の財布の中と同じだ。
なお、そのまま撮影すると、空と地上の明暗差が大きく、白潰れ、または黒潰れしてしまいます。そこでカメラの機能HDR撮影をして、さらにクリエイティブフィルターで、彩度をあげてみました。そうすると、雲の様子や人家がカラフルに浮き出てきました。
シデコブシのつぼみです。
肝心の桜のつぼみは、やっと芽が出てきたところです。
花壇にはクロックカスがあちこちに、小さな可憐な花を咲かせていました。風に花を震わせながら…寒いよ~とでも言っているような…
見れば見るほど可愛いですね。
なんの木かわかりませんが、やがて日差しが強くなって光合成が進むと、緑色になっていくのでしょうね。
切り倒された老木の中から新たな木が育っていました。桜の木でしょうか。
別のところにも桜の木が育っていました。 ん?誰がゴルフボールを植えたのかな?サッカーボールに育つことはなと思うけれど…
中段のところではカラーで撮った画像を取り上げましたましたが、さらに高いところからモノクロでも撮ってみました。やはり普通に撮影すると、空の明るさに引かれて木々や街並みが露出不足となって黒潰れを起こします。ここでもHDR撮影して、そのモノクロ画像をクリエイティブフィルターで、油彩風に仕上げてみました。
花が咲き誇るまであと数週間の辛抱ですね。
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