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[泉州むかし話」に誘われ歴史探訪

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チャンネル名	[泉州むかし話」に誘われ歴史探訪
チャンネル概要	著者、阿形賢一氏が執筆された「泉州むかし話」に基づき歴史探訪を始めました。和泉の国は歴史の古い土地柄故、民話や昔話が数多く泉州に生まれ育ちながらこれまで知らなかった自分が恥ずかしく思います。これから時間の許す限り、民話や昔話に基づき探訪した寺院や記念碑等を紹介していきたいと思っています。まず最初に訪問したのは、第一集に登場する「大川物語」に由来する報恩講寺（大川寺）を訪れお住様お会いしました。この寺には、この地区の素朴で人情味の熱い村人たちの誠意で命を救われた法然上人（円光大師）が桜の材木に精魂込めて掘られたとする身代わりの像が本尊として安置されてます。建永二年（１２０７）２月法然７５歳の時、天台宗延暦寺、法相宗興福寺の訴えにより、法然の説く浄土宗が後鳥羽上皇の命により「念仏流布停止」となり、法然は高知へ流罪となった。承元元年１２月、法然は赦され帰途についたがちぬの海（大阪湾）に入ったところで猛吹雪にあい船は転覆し、大川の地に瀕死の状態で漂着。この村の支配者甚兵衛と村人の手厚い介抱で一命を取り留め元気を取り戻した法然からある日、「都へ帰らねば」との申し入れあり村人は口々に引き止めたが「このご恩は末代まで忘れません、都にやり残した大事な仕事がありますし…、その代わり私の身代わりを残しましょう」と言って、村人の都合した３尺程の桜の材木に自分の座像を彫り、「私同様大切にしてください、生身の私は滅びても木に刻んだ像ならば何時までも滅びますまい」と言って精魂込めて彫り上げた魂のこもった仏像を残したとのこと。（この像は切ったならば血が出るとの伝説もある）そしてその後都へ帰った法然は「円光大師」の称号が与えられ、またこの地方では晩秋から冬にかけて吹く激しい季節風を円光大師に因んで円光風と云う。大川地区は大阪の岬町多奈川から和歌山の加太の間に位置する。備考）泉州むかし話の一節を引用させて戴きました。
写真枚数	4枚
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ブログ	気まぐれフォトスタジオ
タグ	泉州むかし話
作成/更新日時	2012-09-06 15:22 / 2012-09-06 15:32
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