ch97872

花の神秘性に惹かれて

ch97872 情報

チャンネル名	花の神秘性に惹かれて
チャンネル概要	３月２０日から始めた、花シリーズの撮影は、８月１日で１３０日に達した。紅梅の花からだった。花は木花、草花を問わず、さらに栽培花、野草も問わないから、１日も欠かさず、撮影し続けられる。一つのことに夢中になると、とことんやらなければ気がすまないから、いろんなことが学べる。紫陽花の花は、あのこんもりとした、コデマリのような花ではなく、あの無数の萼（がく）の中に収まっていて見えない。ブーゲンビリアと言えば、ハイビスカスとともに、トロピカルなムードを醸す花だが、あの赤やピンクに見える「花」は花ではない。実際の花を取り巻く葉（包葉）であり、花は包葉の中にある。　ポピーは栽培花であるが、いまではタネからの繁殖力が旺盛のため、あらゆるところに自生していて、タンポポを追い抜く勢いである。ほとんどの花は昼間咲くのであるが、アサガオ、夕顔（マツヨイグサの一種）や、オシロイバナのように、夕方から夜にかけて咲く花もある。また、真夏の猛暑の中に咲く花では、百日紅や夾竹桃がある。夾竹桃を撮るときには、無念の死を遂げたフランク永井の「大阪ぐらし」を思い出した。　、♪赤い夕映え通天閣も染めて燃えてる夕陽が丘よ娘なりゃこそ意地かけまする花も茜の夾竹桃♪ 　この歌詞を唄いながら、公園の夾竹桃を撮っていたら、若い母親が幼子の手を引いて、急いで自宅に帰って行った。「頭がおかしい」と思われたのであろうが、夾竹桃のところを、フランク永井張りに、顎を引いてキョウチクトウオウオウ～と入れ込んで唄ったね。　花を掲げると、いろいろな反響がある。多くの人が「オシロイバナのラッパの部分を抜いて蜜を吸った」と言った幼少時代の思い出を書いてくる。そこにボクが「信州には、白粉花のような高級な花がなく、野草のムラサキツメグサの細い花をまとめて抜き取り、「チュッ、チュッと吸った」と書いたら、「ムラサキツメグサの花を見たい」と注文が来る。そこで車を飛ばして、印旛沼の湖畔の草むらを目指す。ある、ある。すぐに撮影して、翌日掲げるものだから、みんなびっくりする。そして「次はどんな花か」と、心待にしてくれる。人間は期待されるときのみ、いい結果を残す。そのために自ら期待されるようにすることを、パフォーマンスというのである。
写真枚数	4枚
スマイル	スマイリーを取得しています...
ブログ	社会を見る眼、考える眼
タグ	花
作成/更新日時	2011-08-04 22:00 / 2012-01-21 18:44
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