デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

吾行く道を吾は行くなり

2020年09月20日 | OLYMPUS
南禅寺境内を半ば強引に横断した琵琶湖疎水を遡ると、その水路沿いにのんびり歩きたくなる道があります。それが哲学の道、その昔、京都の哲学者である西田幾太郎や、その弟子らが思索にふけりながら歩んだことから、その名前で呼ばれるようになったそうです。

まだ紫陽花が残る季節



西田幾太郎の歌碑



人は人、吾はわれ也
とにかくに吾行く道を吾は行くなり

花も咲き



水よどみなく



お洒落なオープンテラスの
店の屋根に狸が



水路も



道も続きます



郷愁誘う木造りの家や



歴史を感じる煉瓦の塀を過ぎると



哲学の道



少し先が開けてきて



銀閣寺橋



渡って進むと



慈照寺山門が見えてきました



明日は慈照寺 銀閣です

水路閣

2020年09月19日 | OLYMPUS
今日はあまりにも有名なフォトジェニック、南禅寺水路閣の写真です。なんでも明治時代に琵琶湖疏水建設のためにどうしても南禅寺の境内を通さなければならない、ホントかな?他のルートはなかったのかな?境内に川を通すわけにもいかないから煉瓦造りの水路橋を築いたとのことです。今でこそ和洋折衷、新旧混合の他に例を見ない歴史的遺構になっていますが、京都でも格式高い寺院の境内にこんなものを造ることが許可されたことにまず驚き、今の景観を想定して作ったわけじゃないだろうに。







見てるとなんか古代ローマの遺跡に見えてきませんか。現代なら地下を配管で通すのでしょうが、明治時代の技術がローマ時代からなんら進化していないことにまた驚き。







いちばん驚いたのはそのネーミングのセンスのよさ。閣なんて言葉は2階建て以上のりっぱな御殿に使われる言葉なのに、楼閣とか天守閣とか。人も住まない水路に閣の字を付けちゃうなんて、京都で言えば金閣とか銀閣と同等の扱いということですよね。名前を付けた人は将来のこの荘厳な景観を予見していたのか、それとも閣を付けるほどの恩恵が当時あったのか、まさか観光名所になってから名付けられたのでは。気になって名付け親をネットで調べたのですがよくわかりませんでした。そういえば陸蒸気って名付けた人もセンスいいなあ。明治の人は名前つけるのがうまい?

橋をくぐると南禅院の門が 和洋折衷ですね



新緑もきれいですが



紅葉の頃はもっときれいなんでしょうね



最後にいちばんポピュラーで
フォトジェニックな合わせ鏡の図



今なお、現役の水路として
毎秒2tの水が流れていることにまたまた驚き



洛東 南禅寺

2020年09月18日 | OLYMPUS
娘から届いた京都の写真第二弾は、数あるお寺の中でも格式高い京都五山のひとつ、洛東の南禅寺です。ここも重要文化財の三門、国宝の方丈庭園、水路閣などなど見どころ盛りだくさんなところなので楽しみ、楽しみ。まずは法堂に向かう参道から、紅葉で有名なところです。



両サイドの木々も美しい





今尾景年翁画龍碑



法堂が見えてきました 葉も気持ち色づいて



ここではたと気づき、あれっ山門は?通り過ぎちゃったのかな、もう一度もらったLINEのアルバムを見返してもそれらしき写真はありません。撮らなかったのかな。

気を取り直して法堂へ





横の紅葉と



石灯籠



さて次は国宝に指定されている方丈庭園と思いきや、その写真もありませんでした。はは~ん、わかったぞ、拝観料かかるところは行かなかったんだな。ここは寺全体でいくらではなくて、施設ごとに拝観料取りますからね。まあ拝観料払うところは秋の紅葉にとっておいたのでしょう。せひ次回は紅葉の季節に三門からの絶景を撮ってきて欲しいなあ。

写真はおもむろに水路閣へ



明日は水路閣の写真です

清水スナップ

2020年09月17日 | OLYMPUS
清水寺最終日は有名処のスナップ写真、見どころ満載の清水寺の一部ですがカテゴリー別にまとめてみました。まずは一番気になるパワースポットから、一昨日の音羽の滝だけでも充分なパワースポットなのに、他にもたくさんありまして。こんなにあるところは珍しい?

まずは朝倉堂、仏足石


拝むと犯してきた罪が消えるそうです


本堂に続く道を進むと現れるのが


出世大黒天 ありがたや

最近のゆるキャラに見えなくもない

次は本堂、健康、厄除けにはふれ愛観音


百体地蔵堂 亡くした子供に逢えるとか


縁結びには地主神社


手水舎の龍も精悍


次は灯りコレクション


昔は油だったのに


今はパナのLED


続いて苔灯篭






最後はまだ改修中の舞台


梅雨空に霞む京都市街


産寧坂方面 何度も言うけど
こんなに人のいない東山は見たことない


朱が眩しくて

2020年09月16日 | OLYMPUS
娘にもらった清水寺の写真を見て、20年くらい以前に訪れた私にはなぜか違和感が拭いきれなくて。その原因は平成の大改修で塗りなおされた朱色。昔はかなりくすんでいたのに、今は鮮やかに塗り直された目に強烈な朱色です。今日はそんな眩いばかりの朱塗りの建物を集めてみました。

仁王門


三重塔






シンボルの三重塔はほとんど塗装は落ちて木の色だったのですが、昭和塗装修理のときに建立時の朱色に塗られて、今回の改修でさらに再塗装されたのだそうです。その前は八坂の塔みたいな塔だったとのことです。となると私が中学の修学旅行でみたときには朱色じゃなかったということですが、さすがにそこまでの記憶はありません。

経堂




田村堂




阿弥陀堂






子安塔


平成の前の大改修はなんと江戸時代寛永年間とのこと、実に400年ぶりの大改修です。こんなに鮮やかな朱色では真新しすぎて歴史の重みは感じませんが、建立時の景観が再現されることで、
平安時代の人たちと同じ景色を眺められるというのも一興ですよね


三つのお願い

2020年09月15日 | OLYMPUS
どうも日曜の夜は週の疲れからか睡魔が押し寄せて、昨夜も更新せずに寝てしまいすみません。今週も「乃木工」は録画で見るはめになりました。睡魔の理由はもうひとつ、自らの充電期間中に娘が写真を送ってくれたのはとても有難いのですが、その数なんと200枚以上ありまして。それを1枚1枚見て、場所の限定、写真の選定をしているうちに、どうしようもない眠気に襲われてしまったというわけで。

しばらくは娘の写真にお世話になりますが、自分で撮った写真ではないので推量と自己流の注釈になりますのでご了承ください。今日は清水寺の名前の由来、清めの水の写真です

本堂裏手の


ぬれて観音からスタート




ふれ愛観音


坂道を下って


もみじや


紫陽花の小径


小さな神社を抜けると




音羽の滝


3本の流れには


それぞれ別のご利益があって


左から学業成就、恋愛成就


一番右が延命長寿だそうです


どれも人間ならではの願い?欲?ですよね。じゃあ3本とも飲んじゃえばってわけにはいかないようで、どれか1本を選んで飲まなきゃご利益が無いそうです。滝と言っても人口の滝だから、参拝の人が欲張りにならないよう、あえて3本に分けたのかもしれませんね。全部叶えたいなんて仏様は許さんぞってことでしょうか。それにしてもこんなに誰もいない音羽の滝は初めて見ました。今なら全部飲めるかも。


苔のある風景

2020年09月13日 | OLYMPUS
娘から写真が届いて細かい説明もなく、京都に行ったは聞いたけど、京都のどこかは聞いてない。普段ならよく写真を吟味して、過去に行ったかすかな記憶とネット検索で、解説を付けられるようにしてからブログ掲載となるのですが、今回は苔がいの一番に目に飛び込んできたので、どこかも調べずに載せちゃいました。カメラはE-PL9+単焦点だと思います。





今日の写真は庭園を埋め尽くす苔、それにしても日本人は苔が好きですよね。京都に有名な苔寺が多いのは、平安の昔から人々に愛され、その目を楽しませてきたのでしょう。





日本人の苔好きは国歌「君が代」にも表れていて、歌詞に出てくる植物は桜でも菊でもなくて「苔」なんですよね。出典は古今和歌集のはずなので、やはり平安時代から苔は永く続いた証、縁起のいいものとされてきたのでしょう。









苔が造る谷には


緑色の水が流れます


こんどどこで撮ったか聞いときますね



苔マニア

2020年09月12日 | OLYMPUS
一昨夜の私のぼやきブログを見たのか、娘からLINEで写真が届きました。聞けばコロナでインバウンドが少ないうちに、またまたGo to 京都したとのこと。
時期は7月中旬、この季節の京都は桜でも、紅葉でもなく、苔が見頃を迎えます。

木にも






石垣にも




瓦にも




まるで緑色の雪が


一面に降り積もったかのよう


実際、苔がいちばん美しい季節は梅雨明け間際と言われていますが、それを知ってて行ったのなら娘の苔フェチもマニアの域に達してますね。まだまだあるのですが、続きはまた明日。
それにしてもインバウンドのいないガラガラの京都なんて絶好の撮影チャンス。行ってみたいなあ、10月GoTo解禁になったら考えてみようかな。


キバナふたいろ

2020年09月11日 | Canon
昨日はネガティブなブログですみませんでした。今日は道端に咲いていたキバナコスモスの写真。この季節ならありふれた光景ですが、引かれたのは同じ株なのに黄色い花と橙の花が混ざって咲いていて、風に揺れなんだかとてもきれいに見えたので。せっかくだから二色交互に撮ってみよう。カメラはG7X、マクロモードで撮りました。





青空を入れて





絞って背景を黒くして





風が秋らしくなりました






暗雲立ち込めて

2020年09月10日 | Canon
先週末の台風10号以来遥か離れた東京でも天気が不安定で、晴天から急に黒雲が空を覆いみたいな日が続いています。被災地の方にはお見舞い申し上げます。
今日の写真はそんな空模様の移り変わり。カメラはG7Xです。ひとつお断りしておくと、撮影したのは同じ日ですが場所はまちまち、ずっと同じところにいたわけじゃないのでお含み置き下さい。

帝京平成大学からスタート


青空にちぎれ雲


少しづつ


黒雲が忍び寄り


あっという間に空一面に


実は暗雲立ち込めているのは空だけではなくこのブログにも、写真ブログにいちばん肝心な載せる写真がなくて更新も不安定なこの頃です。前から言ってる愚痴だけど、他府県に行けない、近隣のイベントも中止で撮影機会は激減、さらに都内は想像以上にナーバスで、新宿には用がなければ行くな、通るなとか、それでも仕事ならと思っても、先方から今回はリモートでとか、メールでとかで足すら運べない。増してやテレワークの日なんか家から一歩も出れなかったり、かと言っていつも行くところだけではマンネリブログになっちゃうし、まず私の好奇心が刺激されません。

もうひとつの理由はこれも前に書いたけどデジカメ業界の行き詰まり、魅力的な新製品は殆どなく、やれMarkⅡだMarkⅢだと前商品の焼き直しばかり、マイナーチェンジでフォーカスが早くなったくらいじゃ食指が伸びません。新たなデジカメを手に入れて、いろいろな写真を撮ってというこのブログの根幹を揺るがす時期が来ているような気がします。2000号目前だというのに。

それでも雨が上がれば空には虹が


雲の隙間から一条の光も差して


今日は私の愚痴や泣き言ばかりで申し訳ありませんでした。コロナの終息もデジカメの新しい仲間もすぐにどうにかなるわけではありませんが、現状を受け入れて続けていこうと思います。
更新がマチマチだったり、同じような写真ばかりかも知れませんが、これからも飽きずに見てやってくださいね。