仏歯寺(キャンディ)*スリランカの旅29
仏歯寺はその名前の通り
ブッダの歯が奉納されています
当時のスリランカ王朝があったアヌラータブラに
インドから仏歯が運ばれてきたのは370年のこと
王朝が移動するたびごとに仏歯も移動して
現在はキャンディの仏歯寺に納められている
私は長ズボンと長袖のシャツをバックパックの中に入れてきた
スリランカでは寺院の参拝には
軽装では入れてくれませんから
敬意を持って郷にいれば郷に従う
当たり前だと思いますが、、、
イスラム教は他宗教への敬意がないからキライです
他国への敬意のない民族は軽蔑にあたいします
人は他者を受け入れねばと思うが
難しいこと限りなし
宮殿とお寺が隣接しているので
どこから宮殿でお寺なのかわかりませんでした
こちらはお寺じゃないか
本堂は金ピカです
鼓笛隊の太鼓を合図にプージャ(ご開帳は日に3回)が開始されます
鼓笛隊のようだがこれは音楽なのかというような演奏だ
不協和音の羅列みたいに聞こえたが
お堂の中で始まった演奏が外にまで出てきました
お堂を一周してどこかへ消えた
この左でプージャが行われているようで
おしくらまんじゅう状態だ
現地の参拝者は白装束
特別な服装じゃないけど白です
学生さんたちで階段が進まないので
突入して混雑を突破した
みなさんはプージャに参加するので並んでいます
私たちは仏陀の歯を見なくていいので足早に進んだ
お寺の外観は
どことなくチベット仏教を思い起こさせられます
似ているでしょ
日本のお寺は中国のお寺に似ているけど
きんぴら具合が違います
仏教のお寺と言っても
各国でデザインが違うのが面白い
残念ながら
ここがなんのお部屋か知りません
皆さん床に座り込んでいるので
お祈りでもしているのか?
お堂から出ると
ココナッツオイルのキャンドルと
お香をお供えする場所がありました
キャンディは山の中の盆地みたいな場所なんで
いきなり大雨になってきました
外は大雨で
その時はこんな場所に避難していました
裸足なので雨の時はちょっと辛いな
学生さん達も雨宿りです
若いっていいですね
日本人の高校生観光客(修学旅行生15人)を見つけると
キャッキャと言いながら集まってきました
日本人の若者は照れ屋さんなので
あまり交流がなかったのが残念
スリランカの若者達は日本人の同世代に興味深々だったのに
大雨で大きな屋根の下で交流があったらよかったのにね
土砂降りです
さすがに赤道近くのスコールです
熱帯のスコールです
素足は気持ちがいいなー
スリランカの大雨はすぐに止みます
小雨になったら急足で出ます
私らは用心深いので傘を持っていましたが
大雨には傘も役立たずになります
雨上がりに仏歯寺の彫刻を見て回りました
スリランカの国旗にはライオンが描かれているから
昔はライオンが生息していたんでしょう
ヒョウやゾウやワニがわんさかいるんだから
インドやアフリカと同じ生態系でしょう
像はスリランカのどこにでもいるみたい
仏教施設の像には裸の女神がよく登場します
日本の仏教は中国経由なんで
中国仏教で彫刻や彫像で描かれている人種が違います
ハスの花は同じなのが面白い
スリランカでは
お寺は石で作られている
石と木ですね
キャンディの気候は暑くはないし寒くもない
日本よりずっと過ごしやすい
旅情報では暑くてたまらないとあったが
8月の終わりから9月の初めにしては
日本と比べ物にならないほど過ごしやすい
日本が異常なんだろか?
階段の石を支えている縁の下の力持ち
「人目につかない努力が必要なんだよ何でも」
とお釈迦様は言っている
ようだ
ニコンZ50&GoPro
スリランカの旅37*The Gallery Café(バワさんの事務所)
スリランカの旅36*Ceylon Curry Club(ダッチ・ホスピタル内)
スリランカの旅35*スリランカの列車を観察(Secretariat Halt=コロンボの隣駅セクレタリアト)
スリランカの旅33*Regent Residencies (コロンボのホテル)
スリランカの旅26*Sun Dove Suite(キャンディのホテル)
スリランカの旅21*Dhanudi Homestay(エラのホテル)
スリランカの旅20*Ranweli Spice Garden(スパイスガーデン)
スリランカの旅17*Damro Tea Centre(紅茶園)
スリランカの旅15*キャンディの先ヌワラエリア近くで、紅茶畑で働く女性を見つけた
スリランカの旅14*カンダラマ湖からカーチャーターしてエラに向かう
スリランカの旅13*Heritance Kandalama(ヘリタンス ・カンダラマ)ホテルのレストラン
スリランカの旅11*Heritance Kandalama(ヘリタンス ・カンダラマ)建物
スリランカの旅10*Heritance Kandalama(ヘリタンス ・カンダラマ)部屋
スリランカの旅9*Ariya Restaurant(DambullaからSigiriyaの途中)
スリランカの旅8*Villa Dominikku(バンダラナイケ国際空港近くのゲストハウス朝)
スリランカの旅7*Villa Dominikku(バンダラナイケ国際空港近くのゲストハウス夜到着)
独特の香りが漂ってくるようでした^^
スリランカのライオン。シンガポールのシンと同義だと思います。タイ王国のシンハビアのシン(ハ)、シンブリー(都市名。バンコク近郊)のシンも同義です。
シンってもしかして獅子(しし)?
タイやシンガポールにもライオンはいたのかな?
サンスクリット語で獅子の意の「シンハ」と街の意の「プラ」で「獅子の街」と言われています。
由来は一緒ですが、タイ王国へ来ると「シンブリー」になります。シンは獅子、ブリー(パーリ語起源?)は街を表します。
ブリーが付く地名はタイ王国にたくさんあります。チョンブリー(水の街)、ノンタブリー(歓喜の街)、シンブリー(獅子の街)、チャンタブリー(月の街)、プラチンブリー(東方の街)……。
このブリーが北部へ行くと、「チェン」に変わります。チェンマイ(新しい都)、チェンライ(メンライ王の都)、チェンセン(センプー王の街)……。起源は、恐らく中国語です。北部の古都も城壁で囲まれていて中国の都市そっくりです。
タイもマレーシアも文字は違うけど、中華文化圏内なんでしょうかね。そうしたら日本など漢字を使っているんだから、同属文化でしょうね。むろん社会は土地で変わってくるけど。中華文化を忠実に昇華したのが日本文化だと思いますが。