東京駅には駅だけじゃなくギャラリーとホテルが入っています。
今まで行く機会がなかったので、まずはギャラリー見学。
「小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌」展、11月28日まで開催中、東京ステーションギャラリーをみてきました。
絵はなかなかのものでした。
戦前に活躍された画家で、戦争中に軍部に召し上げられて従軍画家をやつたので、戦後になって画壇から追放されたのか忘れ去られていました。たぶん現代の画壇に無視されていたんだろう。戦後直後は戦犯になるんじゃないかとビクビクしたそうです。画壇に限らず業界や団体は利権を守りすぎるのか胡散臭い連中の集まりに感じます。1980年あたりから再度脚光を浴びています。たしか小早川秋聲さんは東本願寺の僧侶さんでもあった。
孤高の僧侶でしょう!
ここは東京駅丸ノ内側北口ホールです。
東京駅の人の流れは八重洲口がほとんどのようで、丸ノ内側はわりかしこじんまりしています。
壮大な駅舎は3階建になっている。
東京駅丸ノ内側のホールのような建物の上から広場を見下ろした。
モノトーンの風景の中に陽をあびた紅葉が色鮮やかにはえています。
構内は歴史の中に止まっているようですが、外は今現在の時間が流れていて不思議な感じです。
紅葉が生き生きした時間を感じさせてくれます。
ギャラリーは広いですよーーー。
ここはエントランスでビデオを流していた。
明治時代に造られた時のレンガが残っています。
木が炭化しています。
もしかして先の戦争で東京駅が焼け落ちた跡なのか。
これを降りて行くと、明治時代の歴史の中から現実に引き戻されます。
いつも歩いている1階のコンコース。
その天井は、、、聖堂のようなドームです。
下からは3階が見えないようです。
3階からは下がよく見えたが、、、。
東京駅は日本が近代化し始めた時の、、、意気込みが感じられる建築です。
丸ノ内正面の入り口は行幸口といって天皇陛下しかお使いになれない入り口です。
一般乗客が使う丸ノ内中央口は実に小さい。
北口と南口はドームで立派ですが、中央口がなんでこんなに小さいのかわからない。
左隅はステーションホテルの入り口だと思った。
代々木健康友の会の「歩きカメラ部」でした。
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