ルッカから メルカートを散策

土曜日の午前中、ルッカのメルカートをちょっと散歩しました。場所がいまひとつはっきりわからなかったので、バスの運転手さんに、今日はメルカートが出てるでしょ。どこで降りればいいかなあ？ときいたところ、「僕がおしえてあげるよ」と快い返事。いい人だ！イケメンだし、今日はいいことあるぞ！

食べ物から衣類、ペットまで何でも売っているメルカートはなかなか楽しい散歩だった。晴れていたらもっと楽しかっただろうけど、途中で買った揚げポレンタと揚げパスタをつまみながらの散歩も悪くない。

山積みのカルチョーフィ、なんて安いんだ！


朝食がわりに

わき水をくむ地元のおばちゃん。「ペットボトルの水よりずっとおいしいわよ。タダだから！」って言っていた。さすがはルッカ人。


落ち着きのある街並

ルッカから 雨の次は台風？

2日間連続でナポリの先生から教わりました。事前に得た情報では、“台風みたいな人”。その表現は正しかった！飛行機が嫌いだからと、ナポリからバスでルッカまでいらっしゃったので、さぞかし疲れているかと思いきや「ここにテレビはあるかしら？」と言い出して、「見ているドラマの最終回なのよ」「つけて、つけて」とせがまれた。どんなドラマなのか誰かがきいたところ、「アモ～レよ」　これが台風の始まり？

ケータイが鳴ればお尻を振って踊り出し、レッスン中も冗談を飛ばすし、とにかく元気でにぎやかな先生でした。でも、教わった料理はどれも美味しかった～

やっぱり南の人は計測不能です！

ナポリ人のことは容易に想像できる人も、全く想像がつかない人も、ヤリイカのパスタとババの写真をどうぞ！

ルッカから 秋なのに肝試し

前回は、学校の様子を少し紹介しました。既に１週間がたってしまい、中身の濃い日々を過ごしているなあと感じています。昨日は、レッスンがお休みのため、Firenzeまで足を伸ばしました。食材などを買い込み、Luccaに着いたのはそろそろ日も暮れようとしている頃。駅前からバスに乗るはずがなぜかバス停らしきものが見当たらない。。。探すこと15分。やっと見つけて乗りこみ終点で下車。この日は土曜日で夜ゴハンは自分たちでなんとかしなければならず、近くのしょぼいスーパーマーケットで適当にみつくろい調達し、アパートへ向かいました。

ところがどっこいでございます。目指すはなにせ山の中。幹線道路から外れて道はどんどん細くなり、街灯もどんどん少なくなり、自分の足元さえも見えません！３人の日本人女子は懐中電灯を携え黙々と歩き続けて25分後、アパートの灯りに救われたー
こんな場所で季節外れの肝試しをするとは思わなかった!!!

先週のメニューから
黒キャベツがたっぷり入ったスープとオレンジスフレの写真をどうぞ！スープの上には軽～くトースとして上から今年の絞り立てオリーブオイルをかけています。なんてぜいたく!!!

ルッカから 学校の様子

やっと雨が上がってすごしやすい一日でした。さて、今日は学校の様子をちらっと紹介します。学校はルッカの郊外にあって、のどかさだけならば日本の田舎とまちがえそうなくらいです！ここで約ひと月の集中レッスンを受けているわけですが、日本からは私のほかに、北海道と愛知県からそれぞれひとり、途中からは２名が加わります。そのほかに、ロシア人、ブラジル人、モロッコ人、アルバニア人、イタリア人が参加していて国際色豊かな面々です。今日は体験レッスンでアメリカ人もいました。イタリア語、英語、日本語が飛び交っていて、私のイタ語はすでに文法が完全に崩壊しています！参加者たちの性格もわかってきて、国民性の違いを楽しみながら日々を過ごしています。

先生たちは朝から晩まで本当によく働く人たちで、私たちのレッスンのほかに、地元の料理教室や団体旅行のツアー組み込み料理レッスンなども受け持っていて、その働きぶりには感心するばかりです。ただし、これらのレッスンは夜に行われるため、私たちも手伝い等をしつつ自分たちの夜ゴハンも食べて、片付けなどを終えるとあっという間に寝る時間がやってきてしまいます。。。

そうそう、料理の写真を全然お見せしていませんでした。こちらはブルスケッタとパンに乗せた鳥レバーのムースです。時計の針でいう12時の位置にあるのはインゲン豆とツナ、そして青トマトです。バジルとトマト、ナスとミント、黒キャベツ、そしてカボチャパンと鳥レバー、洋梨のムースが乗っています。なるほど鳥レバーもこんな組み合わせにすると苦手な人も抵抗なく食べられそうですね。

今日はこの辺で！

ルッカから こたつに入りたい！

昼食後、ちょっと時間が空いてしまいました。が、外は相変わらず激しい雨が降り続いていて、どこにも行くことができません。しばらくはストーブを囲んでいたのですが…ガスストーブは早々に燃料切れになり、代わりに石油ストーブを運んでもらいましたが…最初から灯油が少なくて、あっという間にフェイドアウト。。。日本から持ってきた使い捨てカイロで暖をとり、「こたつに入りたい」と思うのでした。

写真は、ちょっと見にくいかもしれませんが、お金を入れて使う体重計です。街角に郵便ポストのように何食わぬ顔で立っていました。本物を見るのは初めてなので、すかさずカメラに収めましたが、残念ながらこれに乗っている人は見かけませんでした。身長に対する標準体重も記してある（目盛りの下の赤い丸の中に）のですが、これって誰がまたはどこが管理しているのでしょう？ね！それともどこかの誰かの貯金箱なのでしょうか？