ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

07 イタリア5日目つづきのつづき

2007-09-08 | 旅行記
07 イタリア5日目つづきのつづき

夕食前に、早速町へくりだす。まずは、レートがいいとガイドさんおすすめのウフィッツィ脇の両替所へ。レートは確かにいい。ここはおすすめ。手数料は3%で済んだ。

シニョーリア広場やドゥオーモなどをひと回りする。誰もが言うように、本当に町全体が美術館のようだ。同時に、500年前に遡っても景色が変わらないことに感謝し、歴史の中の人物たちがこの地に立っていたことを実感した。それにしても、平日だというのに観光客だけでものすごい人出!シニョーリア広場でダビデ像やネプチューン像をカメラに収めようとしても、近づくと大きすぎるし、離れると人が多くてうまく撮れない。

夕食 「TOTO」ホテルから2~3分
◆ 1皿め:ラザニア
◆ 2皿め:ビステッカ アッラ フィオレンティーナ
◆ ドルチェ:なんだっけ?忘れている!
ラザニアは美味しいが、やはりおなかには重たい。半分ほどでストップ。Tボーンステーキは焼き加減が人によって違う。そして“ものすごく硬い” ^~^ これは無理!こちらの人は歯ごたえを楽しむために、この硬さが普通とのことだった。だから霜降り肉なんてあり得ないらしい。確かに、噛めば噛むほど、肉本来の味が出てきたけれど、まずこの硬さにあごがついていかない、、、。日本人はだいたい食事時間なんて短いから、素早くささっと食べられるものを好み、こちらは食事時間が長いので、食べながら会話を楽しみながらゆっくりと時間を使うのでしょう。文化の違いと言ってしまえばそれまでだが、半分を食べるのがやっとだった(日本人向けに250グラムだったのにね)。

◎今日の宿はフィレンツェ アルノ川沿いの「BERCHIELLI」


07 イタリア5日目つづき

2007-09-08 | 旅行記
07 イタリア5日目つづき
さて、LA SPEZIAの町をバスで走り、市バスに乗換えのため、停留所付近で降りる。なせわざわざ乗換えかというと、大きなバスはこれ以上入ってはいけないらしい。その理由もわからないでもないが、確かに私たちツアーのバスは大きかったです。ツアー人数が6人なのに! ^」^ てゆーか、天気が悪かったためにこのようなルートになったということで、本来なら絶景の中を船で行くハズだった。

このあたりは、イタリア海軍の町(?)らしく、海には軍艦が勇壮な姿を見せていた。普通の都市生活を送ってる者にとっては、意味もなくかっこ良く映るものです。しかし、天候も悪く、写真が撮れなかった。ちぇっ!

そして、PORTVENEREへ。絶景です。外は雨風が激しくて、世界遺産なのに、観光シーズンなのにちっとも混んでいません。本当に絶景です。晴れてさえくれれば!!

昼食 港のすぐ目の前のレストラン「Miramare」
◆1皿め:スカンピのタリオリーニ
◆2皿め:フリットミスト…いか、エビ、など
◆ドルチェ:レモンのソルベ
パスタを完食。この旅行中で一番美味しかったかな。スカンピは殻ごと食べちゃったし。フリットミストは塩の加減がまちまちだったが、ふふ、魚に飢えていた私たちのお腹に吸込まれていったね。ドルチェは細長いグラスに入っていて口の中がさっぱりさわやかになった。安くて美味しい店だった。

食後は、断崖突端のサンピエトロ教会へ向かう。ここは中世の頃にできたらしく、ごつごつとして装飾のようなものは見当たらない。しかし、厳かなたたずまいというのかどっしりと根を下ろしている感じがつたわってくる。
雨はまだ止んでいない中で、教会をさらに登って眺めのよい場所で写真を撮った。が、景色が何も見えやしない。数年たったら撮った場所がわからないと思う。ってことはまた来ればいいんだ!

ここから3時間かけて次は最終目的地のフィレンツェへ。前回の旅行では、移動が多く、バスの中ではずっと爆睡していた。でも、今回は目に映るものは何でも見ておこうと思って、あまり寝ないようにしていたし、実際あまり眠気を感じなかった。

やっぱり、ずっと訪れたかったフィレンツェの町は心踊るものがあった。遠くに光るフラッシュが、ポンテ ベッキオの位置を知らせてくれた。