シューマン《ヴァイオリンソナタ1番》を勉強しながら「イヤな音楽・・・」と思ってしまいました。これは作品を否定する意味ではなく、この音楽が、不吉で、不穏で、逃れられない運命を突き付けられるような恐ろしいものと強く実感され、思わずそう思ってしまったのです・・・
ロマン派の風の真っ只中に居たシューマンという人間の姿が、彼の残した作品から浮き彫りに見えてくるよう・・・ (作品に人間が見えるのはシューマンに限ったことではないでしょうが) シューマン、常軌を逸した!?苛酷な運命を背負った稀有な人間のように、あらためて思われました