「ピアニッシモも、クレッシェンドも、デクレッシェンドも、フォルテも、フォルティッシモも、何もかもみんななしですまされてしまうんでは、音楽を書く元気もなくなってしまうよ!・・・」ベートーヴェンが自作のオペラ《フィデリオ》の2度目の公演に際して歌手に宛てた手紙より
「ハ長調C-Dur」には「光(日光)」というイメージもある、と言ってよさそう。ベートーヴェンのオペラ《フィデリオ》の最終場面、牢獄から出て「光」がさす場面で、この音「ハ長調」が使われているのだそうです。ピアノ曲で言えばもちろん《ワルトシュタイン》がこの調!
昨夜はイチロー選手のインタビュー番組が放映されていました。この人の放つ含蓄ある言葉は、過去の天才達、今の私に近しい人で言うならベートーヴェンと同格!?に思われました。ベートーヴェンが凄い人物なのは歴史が証明しています。イチローも間違いなく大人物!?
「本当のこと」だけが、イチローの口から、ゆっくりと、考え、選ばれて出てきているようだった。嘘偽り(や虚飾はほぼ)皆無。根拠のある自信なら口にしても大丈夫と判断する力も持ってきたよう。考え、実践する人。偉大です!
「虚飾」の心すらも、自身の内にあるちょっとした本当の心として、ユーモアをもって披露することも出来ちゃう! 少しもイヤらしくなく! 素敵です。
・・・記憶が確かなら、ベートーヴェン最後の《ピアノソナタop.111》に、「なぜ2楽章しかないのか?」と作者が質問された際、腹立たしげ!にその問いを退けたとのこと・・・ 想像力をもってこの音楽によく向き合ってみたら・・・それは本当に愚問だ!と、思えるようになってきました
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その先に、《変奏曲》があるのかもしれない・・・ そんな気がしているのです。これから勉強する予定です
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