一昨日の記事に書いたとおり、私は極度の緊張しぃで、人前でピアノを弾くときは、常に緊張との戦い。
で、今般、発表会に出ることになって読んだこの本、めっちゃ良い。
樺沢先生がYouTubeで、ご自身の著書の中で一番、売れなかったとおっしゃっていたけど、出版社さんに言いたい。中身は良いのに、タイトルや装丁がイマイチなのよ。
フォントも専門書っぽくてアカデミックな雰囲気。書店で見ても手が伸びないんじゃないのかなぁ。
出版社にとっても、私のような緊張しぃさん達にとっても、ほんと、もったいない。。
(余計なお世話だけど、最近の樺沢先生の著書のように端的なタイトルで、例えば「緊張力」と大きく書いて、サブタイトルで”~いい緊張は能力を2倍にする~”とでもしたら目を引くと思うのに。。「緊張力」というワードは私が勝手に考えました。(^^;)
難しそうだなぁと思って、私なんか、買ってかなりの間、”積ん読"状態だったし、、(^^;
けど、発表会に出ることが決まったタイミングで読んでみたらば、めっちゃ分かりやすくて、具体策がてんこ盛り。
本を読むとき、後から見返しやすいように小さなカラー付箋紙を貼っているのだけど、もう付箋紙だらけ。
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はじめに から抜粋
本書の最終ゴールは「緊張しない」という消極的なものではありません。緊張を味方にして「最高のパフォーマンスを発揮する」ことが、本書の最終目的となります。
第1章 から抜粋
「ストレスや緊張はない方がいい」と多くの人は考えます。しかし、「ストレスや緊張はある程度、あった方がいい」というのが、生理心理学の基本法則です。
(中略)
「敵」なのは「過緊張」の状態であり、「適正緊張」の状態は、私たちの最大の味方になってくれるのです。
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第2章からは、「適正緊張」にコントロールするための具体的な方策が盛り盛りに書かれているので、自分に合ったやり方を取り入れることができれば。。
売れなくて絶版なのか、Amazonでは高値になっているけど、緊張しぃの皆さんに、図書館、メルカリ、Kindle等、リーズナブルな方法で一読をお勧めします。
私は2周くらいしたけど、最近また手元に置いて、付箋紙部分を中心にパラパラ見ています。