弾く曲の作曲家について取り上げていこうなんて書いておきながら、一番、時間をかけて弾いている曲集の先生を失念していました。。
あまりに身近すぎるのと、昨今、『英語のハノン』という本が発売されていることにも象徴されるように、"ハノン"というと、計算ドリルや漢字ドリルのような器械練習の代名詞的なイメージがあって、作曲家の存在を意識していなかったわ。。
アノン先生、ごめんなさい。。
シャルル=ルイ・ハノン (1819~1900 フランス)
フランス語は最初のHは発音しないので、フランス語読みは「アノン」とのこと。
そして、『ハノン・ピアノ教本』を出版したのは、1893年、74歳のときと書いてある。長生きされて、当時だけでなく後世に続くピアノ学習者のためにも寄与されたのですね。。
クラシックの曲を弾いていていつも思うのは、国も時代も違うのに、楽譜があれば、その人が書いた音楽を(曲がりなりにも)再現できるって凄いなぁということ。
この『ハノン・ピアノ教本』も100年以上前の教本だけど、ほぼ毎日、お世話になっている。
アノン先生、本当にありがとうございます
※作曲家カードは、こちらの雑誌の付録です。