さて、続きです。
転びにくい靴が完成し、とても満足したと思われる十河さんでしたが・・・
新たな悩みが発生します。
「左右の足のサイズや甲の幅が違う人が10人に一人の割合でいらっしゃること」に気が付いたのです。
そんな人達にも満足してもらいたい・・・と左右「サイズ違いのくつ」を作りたい!!と決心します。
しかし・・・・
サイズ違いのくつをセットで作ることは手間とコストがかかり、業界にとっては非常識なこと。
さて・・・
十河さんはどうしたのでしょうか?・・・・
とあることを思いつき、コストの問題をクリアした十河さんは「転びにくいくつ」と「左右のサイズが違うくつ」を発売しました。
日本中に少しずつ広がっていき、くつを履いたお客様からお礼の手紙が届くようになりました。
そして・・・そこで終わらないのです
お客様からの手紙などにはお礼のほかに さらにいろいろな悩みが書かれていることもありました。
それを真摯に受け止めた十河さん、なんと「一人ひとりに合わせる部署」を作ったのです。
十河さんのくつ工場ではリクエストに応じる様々なくつが作られています。
十河さんたちの会社は「世界一 リクエストのおおいくつ屋さん」になりました
1足の左右でサイズが違うくつを作りたい!!と思うこともすごいと思う私です。
そして、コストの問題をクリアする策とは いったいどんな方法なのでしょう?
今でこそ、思いつく人、やっている人もいるかと思いますが、その時代で思いついたのはすばらしいと思います。
またまた、じらす様で(笑) すみません。
次でこのお話は終わりにしますので、④も是非読んで下さるとうれしいです。
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