子どもの頃、家族で外食などほとんどしない家でした。
10代後半、学生時代から、友人たちと、いわゆる「喫茶店」でおしゃべり。1人でも通ってたな。
当時はスイーツ(という言葉もなかったかな?)パフェやケーキセットだけでなく、「喫茶めし」というのでしょうか。
ママさんの作る、家庭的なご飯。
オムライスとか、ナポリタンとか、グラタンとか。
よく食べたな~
コーヒーは今だにちょっと苦手だけど、あの香りは大好き
今のカフェのようなスマートさはないけど、家庭的というか温かみ、安心感があった。そんな気がします。
(もちろん、カフェにもよく通いましたが、難解なメニューをレジで注文するときの緊張感たるや・・・)
何だろう、最近ほんとに「昭和」が懐かしくなってしまう。
そんな記憶がよみがえるような番組が
「飯尾和樹のずん喫茶」↓
HPより
同じではないけど、昔はこんな雰囲気のお店が多かったです。
ちょっと家具調のインテリア、薄暗い照明。または、雑居ビルの中の小ぢんまりしたお店。
お店によっては、子どもには敷居の高い雰囲気の「大人の社交場」みたいなね。
昔ながらの喫茶店が好きだという、お笑いコンビ「ずん」の飯尾さんが、都内の昔ながらの喫茶店を巡る、という番組。
1回の放送で2軒。そのお店のおすすめメニューを紹介。例えばコーヒー、手作りケーキ、パフェ、食事系・・・
行ったことはないけれど、懐かしさを感じる雰囲気のお店ばかり。
飯尾さんと世代も近いので、共感できる部分もあるのかな?
はぎおが学生時代に通っていたお店の数々。
そのほとんどが、すでになくなっています。
周辺の街並みも、すっかりさびれていて。
そのあたりを通ると、当時のにぎやかさと今の寂しさとで複雑な気持ちになります。
喫茶店といえば、30数年前、最初のアルバイトが、雑居ビル内の喫茶店のウエイトレス
なんて書くとカッコよさげに聞こえますが、まぁ店員ですね。
変な固定観念のかたまりがあった当時、「アルバイト=ウエイトレス」と決めつけて。
生まれて初めての面接をして、即採用!今考えても超安い時給だったのに、嬉しくてね~
働くこと自体初めて。まぁ失敗の連続。注文が覚えられなかったり、コーヒーミルクをお客さんの荷物にこぼしたり
厨房で「賄いめし」頂いてね。ママさんには、こんな出来損ないを可愛がっていただきました。
充実してましたが、短期間で他のアルバイトに移ることになり、そこから辞めるまでの間は非常に厳しくて・・・
考えてみれば、失礼な話で。ごめんなさいm(__)m
話は戻って。飯尾さんがいつもの調子で巡る番組。
派手さはないけど(失礼)、逆にお店の雰囲気、オーナーさんの人柄が伝わってくるようで、楽しいです。
最近、こういう静か?な、なにかに「特化」したような番組が好みなのかな。
同じBSで放送中の、日村さんのウォーキング番組「ウォーキングのひむ太郎」(先日、日村さんもこの「ずん喫茶」とコラボできれば、なんて話してました!)とか、鉄道旅を妄想するという「妄想トレイン」とか・・・大人数で賑やかな番組より、狭い世界をこっそり?楽しむ方が、心からリラックスできますね。