はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

渋い役者さんたち 。

2022-07-18 08:04:00 | 気になる:人

少し前ですが。

佐野浅夫さん、野村昭子さん。

ベテラン俳優さんの訃報が相次いだ。

お二人とも、高齢になるまで現役でしたね。


どちらも、脇役、いぶし銀、職人という印象が強いです。
浅野さんは、後年「水戸黄門」で主演を務められましたが、(あくまで個人的な意見ですけど)スター性があるとかないとかそういうことではなく、主演よりも脇の方が好きだったなぁと。

 

お二人とも、

声が大きい
 
そんな印象。そして、
 
浅野さんは・・・悪役も多かったですが、「頑固おやじ」。
野村さんは・・・口は悪いけど気のいいおばちゃん。これに尽きます😁
 
そういえば、お二人とも映画や舞台はもちろん、懐かしき「ホームドラマ」やサスペンスなどでご活躍されてましたね。

おそらく、普段はごく普通の、大人しい感じなんだろうな、と思います。インタビューなど聞いてると。(いつもハイテンションな人ってあまりいませんよね😝)

それが、お芝居を通して、強烈なインパクトを出したり、個性のかたまりな感じを受ける、という。
役者さんて、不思議な商売だな、と改めて感じます。
 
 
 
スター的な、華のある役者さんはいっぱいいます。
むしろ、そういう方の方が評価されがちですが・・・・
 
以前も書きましたが、
「脇役がいることでスターが引き立つ、芝居が成立する」
と思っています。
 
これは、ドラマだけでなく、宝塚でも、それ以外の舞台・映画でもそう。
子どもの頃からそうなのですが、どうしてもそういう方たちに目が行くのです。
 
最近、「際立った脇役」って少なくなりましたね。この人が出てきたら「何かありそう」みたいな、ね。
 
 
脇役(という言い方も失礼なのかな)に徹する方もいれば、「いつかは主演を」という願望を持っている方もいる。
浅野さんの訃報を受け、共演した伊吹吾郎さんが
「水戸黄門の主演が決まって、浅野さんが子どものように喜んでいた姿が・・・」
というコメントを出されていて、ちょっと意外、というか驚いた。そうだったのか、と。
「水戸黄門」は別格・特別という感じもありますが、やはり役者をする以上、一度は「主演」というのが目標、憧れなのかな。
 
 
取り留めのない話になりましたが、ともあれ、ドラマの一時代を支えた方たちの相次ぐ訃報。寂しいです。

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