沢山観た中の一本です。
こちらは、エジプトの神たちが王座、権力を争って大暴れする映画。
それを助けるのが、ただひたすら恋人を思う一人の人間の青年っていうようなお話です。
上の写真の一番下の一行を読めば、たいして深い映画ではないってわかるけど、確かに映像は迫力がありアトラクション的に考えるとよいかなって思うような映画です。
が、つる姫はそれでは終わらない。
爆
神話は数々あれど、改めて「神」ってなんなん?と思いました。
ジーザスの事は別として、少なくとも神話における神様たちは、憎しみや嫉妬心を持ち、過ちや争いを起こしていますよね。
ようするに、超能力を持った人間、みたいな。
良い神様もいれば悪い神様もいる。
思ったんです。
そんな神様たちの中で、どの神を信じるかってことかなって。
信じるというか、心の中にいるんでしょう、自分の神さまが。
自分と違う神を信じるものは排除するというような、大きな争いにつながることも。
私は、今も昔も、神というものがあるとしたら、それは大宇宙そのものだって思っています。
この映画では、死んだ恋人を蘇らせたい一心で、神の危険な争いに巻き込まれる、単純で愛すべき一人の人間の青年がエジプトを救った、みたいな。
人間は愚かだけれど、愛すべき存在でもあるって事なのかな。
それとも、愛が世界を救うって事なのかな。
いずれにしても、この映画は映像は素晴らしいですから、単にアトラクションとして見るか、私のように小難しく観るか、それも自由です。
私の座右の銘の一つには、転んでもただでは起きないってのもありますよ。
一体いくつ座右の銘を持っておるのかって話ですが、これは大切なことです。
失敗から学ぶってことでもありますから。
座右の銘に関しては、愚かな自分を告白しますが、私は確か高校生くらいの時まで、座右の銘を座石の銘だと思っていました。
多分就活の時とかに気づいたんでしょうね。
良かったわ、面接で「私のざせきの銘は」なんて言わなくて。
最初にその言葉と出会った時、石に座って心に刻む言葉、みたいに刷り込まれていたんでしょう。
長年思い込んでいて間違っていた事ってないですか?
ない?そうですか。失礼しました。
何十年も前ですが、電車内で「ぶたいてきにいうと~」なんて偉そうに言ってる女の人がいましたが、演劇の話ではなかった。
ぐたいてきを、ぶたいてき、と思い込んでいらっしゃったようです。
いつ、気づいたかな。今も気づいてないかな。
それと「場合」って、ばあい、ですよね。
昨日某アナウンサーの言っているのが、何度も「ばわい」に聞こえて、おかしいなあって思ったんですが、あれ大丈夫ですかね。
冗談ならともかく、真面目なニュースを読んでるときでしたよ。
最近は記事を書くライターさんの言葉や言い回しのクオリティーも下がったように思えますが、私がいうな、か。
それにしても、コロナも寒さも半端ないですね。半端ない、、、これ正しい?
天気はしょうがないけど、コロナ。
賢明なる愚かな人間、結局は一人一人の愛と言うか優しさというか、それが積み重なって今の世に反映しているんだろうなって感じます。
この星は神が作ったけど、この世界の有り様は神じゃなく人間が作ったんですから。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫