『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

ブラッシングの歌

2021-04-05 00:25:47 | ピピ
先日のコンサートで、何人かから

「曲って、どうやって作られるのですか?頭に浮かぶ?それとも考えて?」

と聞かれました。

どちらも違うけれど、近いのは頭に浮かぶ、の方です。

でも、浮かぶというよりも、なんというか、いつのまにか口ずさんでいる、という感じ。

その時には、メロディーだけでなく、ハーモニーもリズムも、みな同時に聴こえている。

それらを写譜する際に、確かめるためにピアノを使う。

・・そういえば、ずっと忘れていて、今突然思い出した。

「作曲はピアノでされるのですか?」

と、前々回の音楽家講座の折、唐突に甲野先生から聞かれたのでした。

その時は、咄嗟のことでキョトンとしつつ「・・ええ、まあ・・」

とお答えしたのですが、何故、そんな質問をされたのだろう?と急に気になる・



・・・・・・・・・・・・・・・・


日頃、鼻歌まじりで歌っていることは多い。
ちゃんとした「歌」ではなく、適当なヘンテコなものばかり。

息子が小さい時も、ずっと適当な「なんて可愛いのソング」が沢山出来て、それは今でも覚えている。とても人様に聞かせられるような歌詞ではない。

それが、昨年12月にピピがやってきてから、そのころとほぼ同じ状況に。

それは以前も書いたけれど、チュールの歌詞を変えたものだったり。線路は続よどこまでも、の替え歌だったり、あと、あみん(知ってますか?)の「待つわ」もよく歌っている。

カリカリに猫缶を混ぜている時に、ピピがニャっと鳴いて催促するので、その時に必ず歌うのがこれ。

「ピピは待~つ~にゃ、ちょっとだけ待~つ~にゃ」であとは全部、ニャニャニャニャで埋める。といういい加減な替え歌。
で、
「待つにゃ~、待つにゃ~、少しだけ待~つ~にゃ」以下ニャニャニャ・・・

とピピソングは日々増えている。



オリジナルとしては、「ブラッシングの歌」

イントロから3番まで一気に、ピピにブラシをかけていて生まれた歌で、最近、これを歌うとピピはちゃんとお利口にじっとしてくれているのでした。

前奏と間奏はみな同じで、
ンニャ ンニャ ンニャ ンニャを2回繰り返す。

そのうち、ちゃんと楽譜にしてアップするかもしれませんが、とりあえず歌詞だけ。


前奏
猫は毛並みが命だよ  だ~からせっせとブラッシング
尻尾の先も忘れずに  今日もせっせとブラッシング
間奏
猫は毛並みが大事だよ だ~からせっせとブラッシング
お尻の周りも丁寧に  今日もせっせとブラッシング
間奏
猫は毛並みが自慢だよ だ~からせっせとブラッシング
イケてるニャンコのルーティーン 今日もせっせとブラッシング
間奏
ブラ~~~~ッ シ~~~ン グ~~~~♪

いくらでも歌詞は浮かぶので、4番5番と出来そうなものですが、ピピは大体この3番が終わるくらいで、「もういいっす!」と逃げ出すので、ここまで。

でも、随分とブラシもさせてくれるようになりましたし、気持ちよさそうに胴体をノビ~っとしてくれたりもするように。

暖かくなるにつれて、ブラシに着く毛も日々増えて、春の訪れを感じています。

写真はリビングの薬箪笥の下に潜り込むピピ。

いくらなんでも、無理なんじゃあ?と見守っていたのですが、為せば成る。

決してあきらめないのは、猫ながらあっぱれです。

両端の隙間から頭と尻尾を出して、ぶんぶく茶釜みたいになっていたのですが、すぐに止めてしまって、写せずに残念でした。












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