『市場の中心でパパ迷子になる?・・・』の巻!
ちぴら(&じじ・ばば)と沖縄の旅2日目は、やんばる(沖縄本島の北部)ドライブか、国営公園の水族館(水槽が超Bigで有名らしい)を見に行こうと計画していたけど、電車好きのちぴら(&じじ)がゆいれ~る(モノレール)に乗りたいだろうと思って、午前中は那覇で遊ぶ事にした。ホテルをレンタカーで出発して、午後に北部へ手早く行けるようにと、那覇ICにも近い首里駅(ゆいれ~るの終点)の辺りに車を停めようと駐車場を探す。でもこの辺、琉球王朝から続いていそうな旧市街が広がっていて、道も狭くグネグネして大きな駐車場が見あたらない。しょうがないから、モノレールに沿って国際通り(那覇の中心部)に向かって走って、適当な所に停めようと作戦を立てたけど・・・
これが案外難しい。モノレールは道路と関係なく、いきなり右へ左へ外れていく・・・。カーナビの地図(CD-ROM)は少し古いため、モノレールの路線図が表示されずに、ぴらにあのカンと太陽の方向?を頼りに駅の近くの駐車場を探すけど、結局見つからず、牧志(国際通りの中心部)までやって来てしまった。ここまでかれこれ1時間近く、真っ直ぐホテルから来たら10分だったのに・・・。とはいえ車を停めて、モノレールで那覇空港まで往復してくる。ゆいれ~るは2両編成の遊園地の乗り物みたいな乗り物で、車内放送の音楽が沖縄民謡なのがよいです。那覇には高いビルがあまり無いから、見晴らしもよいし、あっちこっち寄って真っ直ぐ走らない割には、空港まで短い時間で行けるから便利ですね。那覇名物の大渋滞を緩和するためにも、簡単にパーク&ライドが出来るともっとよいのにな。(DFSギャラリア沖縄の駐車場を宣伝するとか・・・)
さて、1,000円のプリペイドカード(800円の一日乗車券もあったけど)を買って、ゆいれ~るで那覇空港を往復したらお腹が空いた。牧志公設市場の2階の食堂で、沖縄そばとふ~チャンプル(お麩入りの野菜炒め)を、修学旅行の中学生に囲まれて食べる。ザワザワしていて落ち着かない食堂だけど、なんともアジアンぽくてよい雰囲気です。食後は1階に下りてきて、豚の頭とかカラフルな魚とか海ぶどう(海藻)とか、沖縄チックな食材を見物していたら、島ラッキョウの店を見つけた。形はラッキョウというより、野草の『ノビル』みたいに細いのが塩漬けになっていてうまい。ちぴらに「ちょっと待っててね!」と言って、ラッキョウ売りのおばちゃんと商談した。お金を払ってふと見るとちぴらが居ない、またトコトコどこかへ行ってしまったようだ。まぁちぴらの進んだ方向は判っているから、とりあえずそっちに歩いてみる。角を一つ曲がると人だかり、市場の中心で「ぱぱおいで~!」と何度も叫んでいるニコニコ顔の少年一人。周りの人も、「迷子のパパなんて、困ったね~」と笑っている。恥ずかしいから、そーっと横を通りすぎようと思ったら見つかった。「ぱぱ~、まいごになっちゃだめだよ~!」って、アンタが迷子なんだよ・・・