ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

あかブンでめんそ~れ沖縄!(その5)

2005-02-20 22:17:54 | おでかけ(国内)
『ホテル・ハイビスカスの女の子・・・』の巻!

 去年の今ごろ、とある映画会で『ホテル・ハイビスカス』を見た。沖縄のやんちゃな女の子が主役の話で、口が悪くて喧嘩っ早くて、家族だったらとても手こずりそうなオカッパの女の子だけど、どうにも憎めなくてよい雰囲気だ。定職が不明でビリヤードがやたらうまい太っちょの父ちゃん、なんでそんな父ちゃんに惚れたのか不思議な美人の母ちゃん、黒人ハーフでボクサーを目指している兄ちゃん、白人ハーフで巨乳女子高生の姉ちゃん、テレビドラマやCMでもおなじみのばあちゃん、それとホテルがある町に熱射病のフラフラでたどり着いたバックパッカーのお兄ちゃんと、ハチャメチャな家族(+1名)が繰り広げる、可笑しくて不思議で、ちょっと悲しい一夏のストーリーだ。ぴらにあはその映画を見た時、あまりのインパクトと映像の美しさで大ファンになった。もう一度どうしても見てみたくて、その為だけにレンタルビデオ店の会員になってビデオも借りた。そして沖縄ツアーに行くちょっと前、ひょんな事からホテル・ハイビスカスは『辺野古』という町にあると聞いた・・・

 嘉手納から名護までは、普通は沖縄の西海岸(国道58号線)を進む。万座毛や有名なビーチリゾートがいくつも並び、観光のメインストリートだけど、今回は東海岸の国道329号線を進む。観光バスやレンタカーなんかほとんど走らない国道を、ダンプに囲まれて進む。金武(きん)町を過ぎた頃、国道を反れて海岸の道を東に進む。久志という集落にはいると、平屋で沖縄特有の白い家並みが続くようになった。民家の庭には青いパパイヤが生えていたり、ハイビスカスの花が咲いていたり、なんとも南国っぽい風景だ。狭い道をゆっくり進むと、「あっ、女の子がバスを乗り換えた場所だ!」、少し山の中へ入ると、「女の子がトボトボと歩いたサトウキビ畑だ!」、「女の子が休んだパイン畑だ!」、「キジムナーのじいちゃんに会った場所だ!」と一人で盛り上がる。辺野古の集落にはいると、映画の中に普通に映っていた景色が広がる。「女の子が友達の男の子(子分?)と鉄条網をくぐった海岸」、「アイス食べていた所」、「小学校」、そして「見つかるのかな~?」と思っていた「ホテル・ハイビスカス」も簡単にあった。映画で見たとおり、ヘンな形をした六叉路の所にちゃんと建っていた。もちろん、ホテルはやってなくて(もともと何かのお店跡らしいけど)、閉ざされた扉の中を隙間からそーっと覗いてみると、女の子が沖縄料理を美味そうに食べていた食堂は、ゴチャゴチャの荷物置き場になっていた。やっぱり、映画は映画なんだな・・・と思って入り口のドアの上を見上げると、天窓の汚れの形が、『・テルハイビス・・』とかろうじて読める。だから何だという訳じゃないけれど、半ズボンのオカッパ女の子が「あんた、なにさ~?」と出てきそな感じがして、ちょっと嬉しかった・・・
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島民的ホームシック・・・

2005-02-20 17:09:22 | ぴら家の人々

 昨日の晩は、大嵐の大島に遊びに来た親戚の人と一緒にホテルへ泊まる。ちぴら、夕方くらいまでは「おんせんとまる~!」と張り切っていたけど、夜祭りのあたりから調子が狂い始めた。「おうちかえる~・・・」とぴら奥さんの腕の中でゴネ始め、「今日はみんなでお泊まりだよ!」と教えても、「イヤだ~、おうちにかえるんだ~」と聞く耳を持たない。そういえば、大島に移住してから、最初の二晩だけ引っ越しのゴタゴタで外に泊まったけど、それ以外はお家でしか寝た事がないちぴら。意外と小心者なんだな、ぴらにあと同じで・・・

 結局、ちぴらホテルへ戻る車の中で潰れてしまったから、どこで寝たかはご本人不明のままなんですけど・・・
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