ちぴらのサンマ・・・

　ちぴらの保育園は『クッキングの日』というのがたまにある（月イチ程度）。先生と園児が一緒になって、簡単なお料理を作って食べようという楽しいイベントだ。食いしん坊のちぴらはこの日を楽しみにしていて、前日の夜から「つめきってね！」と張り切っている。「昨日、爪切ったじゃん」とぴら奥さんが言ってもきかず、「もっときってぇ～！」とゴネている若旦那・・・

　今日のクッキングは秋のさんま大会だったらしい。「おにわ（保育園の）でね、サンマやいてたべたんだよ！」と、嬉しそうに教えてくれるお魚好きのちぴら。「骨は先生が取ってくれたの？」とぴらにあが聞くと、「ちがう、ぜんぶじぶんでとった！」と自慢している。「え～、いつもサンマ食べる時は、『骨取ってくれなきゃ食べられない』って言うじゃないのよ？」とさらに聞くと、「だってね、パパもママもいなければね、じぶんでちゃんとできるんだよ！」って。ふ～ん、そうですか。それじゃぁパパもママも行方不明になってみましょか・・・

　ゴハンだって着替えだってトイレだって、もう全部自分一人で出来るのに、家だと「てつだってぇ～」が口癖の４ちゃい児さんでした。