ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
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男のビビンバの旅へ!(その6)

2006-08-15 22:59:28 | おでかけ(海外)

*釜山の昼寝でカゼ治る?の巻・・・

 ソウル2日目くらいから、なんか喉や鼻の奥が痛かった。もしかして風邪?と思ったけど、ちぴらが心配するといけないから黙っていたけど。そして釜山に向かうKTXの車内で、「はなのおく、いたい・・・」とちぴら。「クーラーが強いから乾いちゃった?」と聞くと、「きのうから、いたい」って・・・。そういや、韓国のクーラーってば極端だ。ホテルでも駅でも冷気の吹き出し口はやたら涼しい(寒い)けど、風の当たらない所はかなり暑い。いわゆる寒いか暑いかどっちかという、一昔前のクーラーという感じ。だから、ホテルの部屋の温度設定をどうしても低くしてしまっていた。それで二人とも喉をやられてしまったらしい・・・

 そんなんで釜山に到着。ソウルはカラリ(湿気が少ない)と暑かったけど、釜山はどんよりと暑い。小高い山には雲なんかかかって、いつでも湿った暖かい空気が流れていて、まるでどっかの島みたいだ。釜山駅にはちょうどお昼に到着、「暑いからホテルで休もう!」と予約していた駅前ホテルに急ぐ。と、ロビーに入るとやたら暗い、しかも外と同じくらい蒸し暑い。な~んでか、ロビーの電気を全部消して、エアコンも入ってるのか入ってないのか・・・。チェックインして部屋に案内してもらうと、こちらもジットリ蒸し暑いお部屋。ベルボーイさんは窓を全開にして扇風機のスイッチを入れてくれたけど、窓からは真っ昼間の熱い空気がどんどん流れ込んできて、どうしようもなく暑い。「エアコンのスイッチは?」とぴらにあが聞くと、「ゆうがた、つきますから・・・」と片言の日本語で答えるベルボーイさん。夕方って、どういう意味???

 フロントのお兄さんに聞くと、「エアコンの技師が6時に来ますので、それまで使えません」と言う。釜山駅前の1級ホテルでエアコンが真っ昼間に止まるなんて、そんなんアリか?と思ったけど・・・。ホテルのエアコンは諦めて、駅前のロッテリアに涼みに行く。と、こちらもビミョ~に暑い店内。お店の端にはゴンゴン音を立てて冷気を吹き出しているクーラー、その前には涼を求めて集まった釜山市民の皆さんがたむろして。エアコンの反対側(席がたくさんある方)は灼熱地獄、適当に注文したハンバーガーの中には青唐辛子(島唐に似ている)がお肉に差し込んであるし、もう何がなんだか・・・。あまりの暑さにハンバーガーを食べないちぴら、お子様セットについてきたアイスココア(強い子のミロみたいな味)も飲まず、ぴらにあのセットのコーラとポテトでランチ終了。その後、行く場所も無くホテルの暑いお部屋に帰る。窓を開けると駅前広場のカラオケ(なぜかたくさんやっている)がうるさいし閉めると暑いし、なんとかカーテンだけ閉めて汗だくでお昼寝・・・

 やっと日が西に傾き始めて、少し涼しくなった頃にお昼寝から起きる。う~ん、相変わらず蒸し暑いけど、なんかスッキリした感じ。そういえば、喉や鼻の奥が痛くないし。ちぴらにも聞いてみると、「もう、おはないたくない!」とニコニコしている。釜山の湿気&エアコン無しのおかげで、二人のクーラー病はすっかり治ってしまったらしい。夕方のお散歩(釜山タワー~冷麺屋さん~チャガルチ市場)から帰ってくると、ホテルはクーラーがついて涼しくなっていた。いや、正直言うとあんまり涼しくないけど、無いよりはマシという感じ、でもありがたい。そんなクーラーちゃん、朝6時にまた消えた・・・

 後で考えてみると、電気を消して暗かったり、エアコンが中途半端だったりするのは、有事に備えての節約法なのかもしれません・・・(駅の構内もエアコンが無いことが多いし)


【機関車2両+客車18両の長~いKTX、車内は2+2列座席でちょっと狭い。進行方向に対して逆向き(席は回転しない)だと5%引き】


【おなじみのタチウオやフグが並ぶチャガルチ市場、意外に韓国で人気があるのがエイらしい。でも、お刺身で食うのはちょっと勇気が・・・】

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