ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

卒業旅行で台湾一周、金門島にも行っちゃうぞの旅!(6日目)

2024-11-12 18:58:59 | おでかけ(海外)
*金門島の民宿~山外バスターミナル~獅山民族村バスツアー(C線)~水頭港フェリーターミナル~慈湖落日観海平台~清金門鎮総兵署~金門島の民宿・・・の巻!

「あおブン」に乗って
 親子3人で東京から伊豆大島に移住して半年が経った。大島~東京は船(高速船ならたった1時間45分)で渡る方が安いけど、A■Aだと午前中に東京につけるので、よく利用している。この半年で羽田~大島の搭乗回数は15回。2才になる長男は、バスや電車を利用するより、飛行機に乗る回数の方が多い。すっかりA■Aの青い尾翼のファンになり、見るたびに「あおブンだ~!」と喜んでいる。長男はまだタダ乗りだけど、プレゼントのおもちゃ(ミニプラモデルが大好き)もマイレージも貯まる一方だ。
 羽田から大島へは1日2往復、午前中はジェット機のB737が飛んでくる。エンジンにイルカのマークがあるので、長男曰く「いるかブン」。午後便は尾翼につばきのマークが描いてあるダッシュ8(プロペラ機)だから「おはなブン」だ。飛行距離はたった73マイル。日本で一番短いジェット機路線だから、離陸したらすぐに着陸態勢に入る。トイレに行きたければ、ベルトサインが消えてすぐに行かないと本当にマズイ。東京からたった30分の南の島、空港周辺にはヤシの木が立ち、野生のリスも道路にチョロチョロしている。三原山の絶景温泉(長男お薦め)やダイビング、名物のアシタバやくさやもうまい伊豆大島。皆さんもあおブンに乗って、ぜひお越しください。
翼のO国(あおブン機内誌)、2005年1月号掲載より一部修正

 あおブンの中でこの記事を読んだ島民の皆さんや、空港カウンターのお兄さん(長身のSさん)から「観光協会からいくら貰ったの?」と聞かれましたが、残念ながら貰ってません・・・(少しくれてもよかった?)


【前日の天気予報は当たりましたね。朝からとんでもない雨でどうしようか悩みましたが、民宿のお姉さんから「傘が玄関にあるので使ってネ!」とメールが入ってました。本日は大金門島の北東エリアのツアーに参加するべく、山外バスターミナル(島の東側)まで路線バスで移動です・・・】


【本日のツアーC線の参加者は20名くらいですかね、まずは沙美という集落にやって来ました。皆さんはカンペキに雨対策をしていますが、「いつか止むさ!」とタカをくくっているインバウンドのぴらにあタダ一人・・・(せっかくの傘はバスに置き去り)】


【いや~、台湾の雨をナメてはいけません。どんどんひどくなる一方ですが、同行の皆さんが代わる代わる傘に入れてくれて助かりました。そういや、昨日からやたらシーサーさんを見かけますが・・・(後で知ったのですが、福建や金門島の辺りがシーサーの本拠地だそうです)】


【沙美の建物はレンガや土壁で出来ているので、「台湾のモロッコ」と呼ばれているそうです。でも、KルーセルM紀さんは来たことがないと思います・・・】


【金門島の最北端、馬山海岸は戦役中は最もヤバい最前線でした。「今は大陸からゴミばかり流れてくるんだよ~!」とお怒りのツアコンのおじさん、ぴらにあも日本海に行くと謎のポカリスエットのペットボトルとか拾って遊んでますけど・・・】


【馬山観測所は大陸に向けてプロパガンダ放送(巨大スピーカーで)を流していた場所です・・・】


【実際にここから歌姫さんとかがパーソナリティで放送をやってました。懐かしいテープがたくさん並んでます・・・】


【昨日もトーチカでしたけど、今日もトーチカです。本当に最前線です・・・】


【本日のバスはハイデッカーで眺めはよいですが、参加者の皆さんは高齢の方が多いので乗り降りが大変です。でも、ツアコンの人がサポートするとかは一切ありません。自分の意思で参加したからには全て自己責任みたいです・・・】


【山后古民家集落という所に来ました。観光目的で作られた町並みかと思ったら、昔(150年くらい前)の新興住宅地として実際に使われていた村だそうです・・・】


【民家の保存状態はとてもよくて、今でもフツーに住めそうです。この部屋はお嫁さんの寝室で、並びに姑さんの部屋もあります。作りは同じですが、なんとなくお嫁さんと姑さんという感じでした・・・】


【ジャッキーさんは自転車で走ってきませんよ。でも、香港の華僑村(映画のロケ地)にも行ったことがありますが、やはり雰囲気は似てますよね・・・】


【山后民族文化村からほど近い獅山砲陣地にやって来ました。ここはテーマパークではなくて、マジで大陸に向かって大砲をぶっ放していた所です。そして、とんでもない上り坂のトンネルを抜けていくと・・・】


【高台に出ると海の向こうに大陸の町並みがよく見えます。ここから対岸まで15,000公尺(約5Km)です・・・】


【1,958年8月23日のいわゆる823砲戦で使用された8インチ榴砲です。ペタペタ触っても大丈夫ですが、ここから大砲をぶっ放していたということは、5Km先の対岸からも撃ってくるとゆ~コトで・・・】


【1時間に1回、砲撃のパフォーマンスがありまして盛り上がってます。演じているのは兵隊さんではなくて役者さんだと思いますが、結構マジで迫力あります。ドカ~ン!も大音量です・・・】


【コチラは陽翟老街という映画のオープンセット村で、ホンモノの映画館もあったりします。軍中楽園という台湾では有名な映画のロケに使われたそうですが、シニアの皆さんには「町並みが懐かしい!」と人気の場所だそうです。軍中楽園はちょっと学校の映画鑑賞会では見せられない大人向きの内容みたいです・・・】


【陽翟老街はツアーのコースには含まれてなくて、ツアコンさんのご厚意か時間調整だったみたいです。最後の見学地は迎賓館という白亜の施設で、戦時中に偉い人が泊まったホテルですが、キケンなので宿泊する部屋は地下に作られているそうです・・・】


【今はほとんど歌姫さんの展示館と化しています。日本では歌姫さんのイメージは温厚な感じですが、台湾での活動を見るとそれとは違う彼女の姿があります。命を賭けて台湾を支援していたのは間違いありません・・・】


【敵が上陸できないように、地雷を埋めよう、リュウゼツランを植えよう、だそうです・・・】


【さて、山外バスターミナルに戻ってきまして皆さんとはお別れですが、「午後のツアーには行かないの?」とだいぶ誘われました。でもね~、かなり疲れちゃったのでリ~ム~。ターミナルのすぐ隣のサンドイッチ店でランチをしてみましたが、なんとこの店の☆の数は4.6です。昼時なのにガラガラでしたが美味しかったです・・・】


【いっぺん金城バスターミナルに戻りましたが、先ほど分かれたツアーの皆さんと再会しました。「やっぱ午後も参加?」じゃなくて、チョイと水頭港に行ってみるんですよ。ここからは厦門に行くフェリーが出てると思うんですが・・・】


【う~ん、次々と中国本土行きの船が頻繁に出てますよね、買い出しの物品をたくさん担いだ人民の皆さんで賑わってますよ。乗りたいな~。しかし、ウッカリ渡ってしまって「ビザが無いから入れん!」ならいいんですけど、「ちょっと裏の部屋に来い!」と呼ばれて帰れなくなったら・・・】


【やっぱ見るだけで止めておきましょうね、昨日ツアコンのおばちゃんに聞いたら「日本人も行けるよ!」と言ってましたけど、信じるか信じないかはアナタ次第状態。ちなみに小金門島へのフェリーも出ていたみたいですけど、金門大橋が完成して廃止されてしまったんでしょうか・・・】


【いつ来るかわからないバスを待って金城へ戻ってきました。炒飯が食べたくて探した食堂ですが、入り口にデカいワンちゃんが寝ていて入りにくいなぁ。でも、シンプルな炒飯も魚ニソスープも美味しかったです・・・】


【またありましたよ、アコギなクレーンゲームですよ。その時が来るまで絶対に取れないんですけど(あと何回で取れるかカウンターが付いている)、結構皆さんやってるんですよね。だいたい市価300円くらいの洗剤は、千円くらいで取れるように設定されているらしいッス・・・】


【厦門の夜景が見たくてタクシーで金門大橋の近くの海岸までやって来ましたが、戦車が並んでいて物々しい雰囲気です。もしタクシーが帰っちゃったらどうしようかと思いましたが、1時間もあったら歩いて民宿に帰れますかね・・・(金門島はバス便が結構不便)】


【う~ん、霧が深くて金門大橋がやっと、とても厦門の夜景は見えそうにありません。でも、な~んかドコドコ太鼓みたいな音が聞こえるんですけど、「あれは厦門の野外ディスコの音だよ!」とタクシーの運転手さんが教えてくれました。運転手さんにチップを払おうと思ったら、「要らないヨ!」と笑顔で走り去っていきましたとさ・・・】


【民宿に戻る前に金城の旧市街を散歩していましたら、清金門鎮総兵署(浯江新荘)という建物に出ました。ここは県庁と警察署と裁判所が一緒になったような行政施設跡で、なんと1,682年から1,995年まで使われていたんだそうです・・・】


【民宿で洗濯機が使えなかった時のために調べておいたコインランドリー前がイルミネーションでキレイでした。なお、民宿では自由に洗濯機を使わせてもらえましたが、給水が遅くて1回の洗濯に1時間くらいかかる~・・・(乾燥はお部屋のエアコンで)】

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