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今日はじじとばばが東京へ帰る日だ。名残惜しそうなちぴらに、「じじとばばと一緒に、お船で東京に行く?」と聞いてみると、「うん、いく!」と二つ返事で乗り気だ。ちょうど、ぴらにあたちも来週東京に行く予定だから、ちぴらだけ1週間ばかり先に行ってもいいと思った。「お父ちゃんもママも、一緒に行けないけど大丈夫?」とさらに確認してみると、「さるびあまるでとうきょういって、じじとゆりかもめにのる!」と本気のようだ。しかし案の定、本日の出帆港の岡田港につくと、だんだん雲行きが怪しくなってきたちぴら・・・
「じじにジュースを買ってもらう」と自販機の方に歩いていったかと思ったら、ワンワン泣いて戻ってきた。じじもなんでちぴらが泣き始めたのか解らず、「オレ、何にもしてないけど・・・」と困惑気味。「大丈夫だよ、置いていかないよ」とぴら奥さんが抱っこすると、「おおちまにいる・・・」と涙ながらに訴える。「パパやママが自分を船に乗せやしないか心配でたまらない・・・」というよりも、「東京には行きたいけど一人じゃ不安」という気持ちと、「どーんと一人で東京に行っちゃおうかな?」という発言が、毎度のごとく一致しない自分のことが信じられなくて、一人混乱している若旦那でした・・・
さるびあ丸の出航を見送って、車に戻ると安心して2分で爆睡モードに入ったちぴら。よほど東京に連れて行かれないか心配していたんだな・・・
もう抱きしめてやりたいくらいかわいい。
彼の不安さがひしひしと伝わってくる。
自分の孫達は6歳まで東京暮らしだったのでその様な想い出はなかったのですが、じじばばにとってはほんとに目のなかに入れても痛くない存在です。
この前東京に行った夜も、自分で「じじと寝る!」と宣言したにも関わらず、夜中に号泣して手こずらせてました・・・