100歳とのことで老衰とありました。
八谷さんの本によると、一原さんは若い頃から80代まで精力的に登山を続けてこられた方で、社会人登山者のお手本にしたい方との事です。
どんなに登山が好きな人でも10年以上続ける人は、実際のところあまりいないです。
結婚したから、とか子供が出来たからと、山をやめてしまう人は多く、いろいろな理由をつけてやめてしまうのです。
でも、本当のところは山がそれほど好きではなかったのでしょう・・
とは、ラインホルト・メスナーの弁です。
たいていの場合、熱がさめた以外に登山をやめる理由はないでしょうね。
僕は一原さんのように精力的とまではいかなくても、細々と山を続けて行きたいと思ってます。
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一原さんの名著、小さな頂です。
北海道のハイカーもクライマーも冬の人もスキーの人も沢の人も、誰が読んでも面白く、
記録としてもガイドとしても読み物としても珠玉の書、74年発行
僕のは自慢じゃないけど初版です。
他にも著書多数ですが、「あのころの山」という本は比較的手に入りやすく、
これまた面白く、赤岩の事など載ってますのでお持ちでない方は見つけたら即買いで。
ホント、山って体育会系のようで実は文系だなーと思います。
で、文系のくせして常に体を鍛えないとダメなストイックなとこが好きですわー
一原さん、一ファンとして心より御冥福をお祈りいたします。
あ、それと積丹半島のガニマナコ、誰か一緒に行ってくれません?
一原さんの本を読んでたらすごく行きたくなりまして・・