現れる全ての滝を男らしく直登しました。
まず、最初に出てきた本流の大滝。
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高さはあるけど難しくない、ただ、ハーケンがきまりにくい。
ナッツが良く効きました。
同じく大滝を帰りに懸垂下降している所。
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三の沢も滝が多い。
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全体的に岩がボロボロでツルツル&ヌルヌルな上に逆層が多く、沢の両側は急斜面の岩盤が迫っていて逃げ道が無い上、ホールドがカチばかり。
ハーケンはリスが固くて入らないか、入ったら岩が欠けるか緩むような所しかない。
プロテクションに関してはかなりブルーになる。
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そんな中、このスラブ状、二段30mの大滝をフリーソロしてしまったH氏!
恐るべし! 超ハードコアなシャワークライマーです。
最後は水の冷たさで指の感覚の無い中、ツメを岩に食い込ませながら登ったとか・・
危険な人かと思いきや、僕が「お昼にしましょうか。」の提案を「ここは落石が有りそうだから、移動しましょう。」などと、恐ろしくクレバーでセーフティーな人でした。
つまり、危険は冒していない訳ですねぇ・・
いやぁ・・あのフリーは札的の岩の脆さぐらい僕をビビらせました。