先週に続いて今日も探検の日
ビックネームの「昭和炭鉱隧道マーケット」へ。
実は再訪である。コロナで自粛の時に来た。
活動はしてたけど、発表のみ自粛
なぜ再訪したか?
先週、閉所恐怖症の僕は暗闇の中トンネルで岳友の手を繋ぐと言う失態を犯したので自らを鍛え直す為だ。
実態は非常用に持っていた僕のライトが暗すぎた為、もっと手元を照らしたくて手元に引き寄せた…のだが…
結果としてオッサン2人が暗闇の中、傍目にはかなりロマンチックな風景に映った事だろう。
これではイカン!
と、更なる闇を!閉所を!求めての昭和炭鉱隧道マーケット。
隧道マーケットとは沼田町の山の中に未だに残る炭鉱の跡地、雪深い地ゆえ隧道(トンネル)の中に商店街があったというもの。
実は札幌の地下街よりも古い地下街
地底都市、地下要塞、秘密基地、人口洞窟に作られたバザール
何でもいい、どんな表現でも当てはまりそうな不思議な場所。
中はとにかく暗い、隔絶された暗さを感じる。
ヘッドライトだけじゃなく手持ちライトも持ってきてホントに良かった。
中に入って見ると、同じスパンで各種の商店が並んでいた様子がよく分かる。
スペランカーの気分がよく分かる
こんなところでオバケに出られたらヒットポイント0だよね。
オバケはいなかったけどコウモリ多数
多分200匹くらい
お菓子屋さんだ! 炭鉱で働いていた人のお子さんが買いに来たんだろうな。
この一つ一つが貴重な往年を偲ぶ資料でもある。
なんと鮮魚店もある!
こんな山の中にどうやって魚を!?
留萌線から恵比島駅で乗り換えてクラウス15号蒸気機関車で運ばれてきたのかな?と想像してみる。
呉服屋さんもあり、当時の炭鉱が栄え、お金の廻りも良かった事が伺える。
そして地底洞窟だけあってコウモリすげー!
バッサバサだよ!
スペランカー(ファミコンの名作又はクソゲー)みたいに糞とか飛ばさないでくれと祈るしかない。
床もバキバキ、崩壊寸前
最深部 水が出てきて徐々に深くなる。
暗く冷たい
守ろう俺たちの手でこの炭鉱を と読める
良い所だったんでしょうね。
閉山反対
入る時は見てみぬフリをしたけど。
トンネル壊れて土砂が流入してます。
コレ見たら帰れよなって今更ながらに思う。
そして、やっぱり怖かった…
「クライミングの価値は恐怖に打ち勝つこと」と聞いたことがある。
で、あれば閉所恐怖症の僕が恐怖に打ち勝つ事のできた今日の探検は真に価値あるものだったろう。
隧道を出て見たエゾノリュウキンカは鮮烈なグリーンとイエローが印象的だった。
生きて出てこれて良かったと美しさに感動
立ち入り禁止等は一切無かったが、危険でありオススメできない。
きっといつかそのうち立ち入り禁止
この可愛い蒸気機関車が昭和炭鉱まで走っていたのだなぁ。
歴史の生き証人になれたけれど
友人が行くと言ったら止めるな、そんなところ。