昨日は息子が資格試験の受験。
ということで結構遠くの大学まで早朝から車で送って行かされ、
娘が学校のバザー。
ということで嫁さんはそのお手伝い(その際、学校まで送って行かされ、)、
娘がそのバザーに行く時にも、
「お父さん、学校まで送って…」
と、同じ場所まで再度車で送って行かされ、
すっかりタクシー扱い
我が家で車の運転免許を持っているのは私だけで、こういうことは間々あります。
まぁ良いんだけど、
家に不在の嫁さんは私の昼ごはんとか全く用意していなくて(料理していないって意味じゃないですよ…材料とかも無いの)
そんな三連休の最後の日でした昨日は…
さて、今日は映画レビュー。
貧乏ながら数本の映画をレンタルしてきたのですが、それらは後回しです。
とりあえず鑑賞順にレビューってことで…
「ホワット・ライズ・ビニーズ」
(監督:ロバート・ゼメキス、出演:ミシェル・ファイファー、ハリソン・フォード、2000年アメリカ)
2007年11月25日(土曜日)鑑賞しました。
先日、記事にした「キル・ビル Vol.1」に引き続き、
貧乏なので所持DVD再鑑賞マイブームの第二弾であり、
「ベオウルフ/呪われし勇者」の公開に向けテンションを高めるべくゼメキス映画を鑑賞マイブームの第一弾。
…あ、再鑑賞と書いちゃいましたが、このDVDは持っていただけで実は初鑑賞。
ケースの奥に埋もれていたのを、そういえば観ていなかったなぁ…と引っ張り出しての鑑賞です(※ちなみに所持していて記事にしていないDVDリストはこちら)。
ちなみに所持していたDVDは特別編らしいですが、どこいらが特別編なのかは不明。
ストーリー
遺伝学の教授ノーマン・スペンサー博士(ハリソン・フォード)とその妻クレア(ミシェル・ファイファー)が暮らす美しい湖畔の家。クレアは愛娘が大学の寮で暮らすようになって以来、心に穴が空いたような状態だった。ある日、家に異変が起こる。ひとりでに開くドア、勝手に動き出すパソコン、そして呻くような声まで聞いたクレアは幽霊の仕業と思い夫に相談するのだが…
(↑公式サイトっぽいのがまだネット上にありました)
ピロEK的感想&点数
ロバート・ゼメキスがヒッチコックのオマージュとして作った作品とのこと。
CGを用いてヒッチコック作品風なものを作りたかったとか。
確かにゼメキス風味というよりは、ヒッチコック風になっておりますが…
ゼメキス本人はそれで良いのでしょうか
ゼミキスと言えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか、「フォレスト・ガンプ」のような喜劇よりな作品を未だ期待してしまう監督で、まぁ「コンタクト」もゼメキス風味の強い作品だったし、未だに観ていないけど「キャスト・アウェイ」もどうせそうなんでしょ(←いい意味で)
でも、これは意識して違う雰囲気にしている様子で…
イメージ脱却という意味では、ある程度成功なんでしょうけど、
もしもバリバリのゼメキス作品が観たいと思って観た人なら期待外れなんじゃないかなぁという作品。
さて、風味がゼメキスだかどうかはさておき
この映画自体の感想ですが…
あ、以下ネタバレ含みますね。
最近観た映画で言うと…
「フォーガットン」、「フライトプラン」等に似た感じの出だしで、当初は主人公のクレアの頭がおかしいんじゃないかとミスリードされる仕組みになっております。
さらに、隣の家で殺人が起こっているんじゃないか…という方向に誘導してみたりするもんだから…(結果的には)このあたりが必要以上に回りくどく感じられました。
で、死んだと思っていた隣の奥様は生きていて、主人公宅の事件とは無関係ということが判明するのですが(もちろんラストまで無関係)、じゃあ最初の方の思わせぶりなシーンは何だったんだよう
…塀の隙間から急に眼だけで答えたり
…どうやっても顔が見えなかったり
…最初はそういう風に隣の奥さん怖かったのに
…結局、何でもないのこの人(隣の奥さん)
…で、あの靴は何…
とか思わされます。ミスリードにしても大仰過ぎて、
結果が分かった後には納得できませんでした
…そして、怖かった隣の奥さんが後半普通(※ただしアノときの声は普通じゃない)の人として登場すると…
あの憎々しい顔だった皇帝サウザーなのに…
死ぬ時は実に男らしいイイ顔になってる…
…的な性格変更(※原哲夫方式)な隣の奥様像が私の脳にチョイインプリンティング
その点、本物の犯人は常に同じテンションで…
…この俳優はどの映画でもこんなテンションだけど…
…でも、この俳優の悪役って珍しいですねぇ…この方が犯人なら、そりゃあミスリードもされようというもの。
…とか、伏字にしても登場人物少ないからバレバレですなぁ
とにかく、
このテンションキープの俳優さん以外は、
湖に何度も飛び込んだり、
嫁さんが乗り移られたり、
晴れたり雨降ったり、
と騒々しい映画です。
で、わからないのが
本当に幽霊がいたのか??ってこと
ムリヤリに解釈すれば、夫婦の心理状態が反映した幻っていう余地もある気が…
その辺が絞りきれなくて
サスペンスなんだか、ホラーなんだかわからない作品になっているのが残念な感じでした(この点は“あえて”なんだろうし、ジャンルは“サスペンスホラー”なんだろうけどね)。
点数は3点弱(5点満点中)。
普通です。面白くない作品ではありません。
“弱”って付けたのはイマイチ好みの作品じゃなかったのと、
以前、私にオチを言った人が居たから(私の母親)
…鑑賞しているうちに、そのこと思い出しちゃって…
ここまで読んじゃった方には無理だけど…ストーリーを知らずに初めて観た方はビックリさせられるかも知れませんチョイ(ミステリーとかサスペンスを見慣れてる方には読める程度のオチなんですけどね)
補足・蛇足
特に無いです。
…ホントに蛇足なんですが、
ゼメキス風味が云々、期待外れ云々、
「ベオウルフ」が云々…と書いたこの記事なんですが、
特にゼメキスファンって訳では無いですよ私
では、今日はこのあたりで
いつもコメントありがとうございます
ちょい古い映画の記事書いても反応があんまりないので特にうれしいコメントであります
>ロバート・ゼメキス監督の作品
私も全部を観ている訳ではありませんが…一番面白いのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズなんじゃないですかねぇ
ちなみに私は「2」が好きです。
>自分は隣人のミスリード
ああいうアフターフォローの無いミスリードってアリなんですかねぇ。
まぁそちらまで解決してたら確かに長くはなっちゃいますね。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
ロバート・ゼメキス監督の作品って
あんまり観てないんですよね。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズくらいかもしれないです。
自分は隣人のミスリードはもっともっと時間を割いて欲しかったです。でも、それだとただでさえ長い作品がもっと長くなっちゃいますね。