本日は、2024年12月9日(月曜日)です。
以下は、映画鑑賞記録
「落下の解剖学」🍾
監督 :ジュスティーヌ・トリエ
出演 :ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール
制作年:2023年
制作国:フランス🇫🇷
原題 :Anatomie d'une chute
英題 :Anatomy of a Fall
2024年12月1日(日曜日)の深夜23時35分頃迄にかけて「Prime Video」日本語吹替版で鑑賞しました。
たまたま「恐怖の報酬」に続き、フランス映画🇫🇷を同日に連続して鑑賞しました。
概要
フランス グルノーブルの山荘に住む作家のサンドラ(ザンドラ・ヒュラー)の元に、一人の学生がインタビューのため訪ねてくるが、屋根裏にいるサンドラの夫サミュエル(サミュエル・タイス)が大音量で音楽を流し、インタビューは中止せざる絵追えなくなる。
学生が帰るタイミングで、サンドラの息子で視覚障害のあるダニエル(ミロ・マシャド・グラネール)が盲導犬のスヌープと共散歩に出かける。ダニエルが家に戻ると、父親のサミュエルが家の前の雪の中に血を流して倒れており、ダニエルは大声でサンドラを呼ぶ。すぐに医者を呼んだサンドラだったが、サミュエルは既に亡くなっていた。
感想
少し話題になっていて耳に入ってきていた映画…アカデミー賞のノミネート作品だからかな。
気になっていたので「Prime Video」で見かけて直ぐに観ることにしました。
内容は、落下死した夫の死の原因が、
自殺なのか
妻による他殺なのか
その裁判の経緯を観ていく系。
最近見た映画では、本邦の「ゆれる」とか「三度目の殺人」とかに近いプロットの映画かな。
「ゆれる」には割と近いかも…「落下の解剖学」の方は、抑揚が少なく淡々とはしていますが。
「三度目の殺人」のように、意図的に惑わされる系でもないです。
その2作品よりも、展開は少なく、アップダウンしない、ドラマチックさも薄め…故に芸術作品風味が増してしまっている(?)のが「落下の解剖学」です。
他との比較はこのくらいにして…
無罪を主張する妻にとって、不利な証拠、有利な証拠や証言が、検察、弁護双方から出され、妻の本来なら息子には聞かせたくない事実まで赤裸々に語られ。
とはいえ、観客の目に妻が怪しいわけでもなく…
家庭人としては若干問題があったんかなぁ…と思わせられる程度。
…息子に依存しているようにも見えるし。
…裁判に勝訴した後、息子を放って弁護士らと打ち上げ、弁護士と怪しい雰囲気になったりも、私の感覚からは“なんで”となる部分。
(性別とか関係ない…男女逆でも、まずは息子じゃないのか…と)
…殺したよりも、自殺に追い込んだ方が罪なようにも思えるかも。
(ある程度の年齢になった夫婦なのに、勝手に振る舞って、相手のことをあんなに認めなかったらダメよね…あと、ああなると男性の方が断然耐久力が無い気がするのだけど、そこには思い至らなかったのかも)
そんな、妻の証言も、真実かどうかわからない中、
賢くて物分かりが良い息子の方も、彼自身が正しいことを語っているかどうかもわからない描写。
彼の演技で、謎が深まってるんよね。
…裁判では捏造した話をしているんじゃないかとかも思たり。
…最後に、ママが帰ってくるのが怖くてと語ったり
あの、最後にベッドに入っていく犬も謎…え犬に私が気づいていない秘密があるの…と。
いずれにせよ、はっきり解決せず、モヤったまま終わる映画です。
あと、引き込まれて観ましたが、絶賛とまでは行かないですかね。
点数は3点強(5点満点中)です
では、また
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以下は、映画鑑賞記録
「落下の解剖学」🍾
監督 :ジュスティーヌ・トリエ
出演 :ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール
制作年:2023年
制作国:フランス🇫🇷
原題 :Anatomie d'une chute
英題 :Anatomy of a Fall
2024年12月1日(日曜日)の深夜23時35分頃迄にかけて「Prime Video」日本語吹替版で鑑賞しました。
たまたま「恐怖の報酬」に続き、フランス映画🇫🇷を同日に連続して鑑賞しました。
概要
フランス グルノーブルの山荘に住む作家のサンドラ(ザンドラ・ヒュラー)の元に、一人の学生がインタビューのため訪ねてくるが、屋根裏にいるサンドラの夫サミュエル(サミュエル・タイス)が大音量で音楽を流し、インタビューは中止せざる絵追えなくなる。
学生が帰るタイミングで、サンドラの息子で視覚障害のあるダニエル(ミロ・マシャド・グラネール)が盲導犬のスヌープと共散歩に出かける。ダニエルが家に戻ると、父親のサミュエルが家の前の雪の中に血を流して倒れており、ダニエルは大声でサンドラを呼ぶ。すぐに医者を呼んだサンドラだったが、サミュエルは既に亡くなっていた。
感想
少し話題になっていて耳に入ってきていた映画…アカデミー賞のノミネート作品だからかな。
気になっていたので「Prime Video」で見かけて直ぐに観ることにしました。
内容は、落下死した夫の死の原因が、
自殺なのか
妻による他殺なのか
その裁判の経緯を観ていく系。
最近見た映画では、本邦の「ゆれる」とか「三度目の殺人」とかに近いプロットの映画かな。
「ゆれる」には割と近いかも…「落下の解剖学」の方は、抑揚が少なく淡々とはしていますが。
「三度目の殺人」のように、意図的に惑わされる系でもないです。
その2作品よりも、展開は少なく、アップダウンしない、ドラマチックさも薄め…故に芸術作品風味が増してしまっている(?)のが「落下の解剖学」です。
他との比較はこのくらいにして…
無罪を主張する妻にとって、不利な証拠、有利な証拠や証言が、検察、弁護双方から出され、妻の本来なら息子には聞かせたくない事実まで赤裸々に語られ。
とはいえ、観客の目に妻が怪しいわけでもなく…
家庭人としては若干問題があったんかなぁ…と思わせられる程度。
…息子に依存しているようにも見えるし。
…裁判に勝訴した後、息子を放って弁護士らと打ち上げ、弁護士と怪しい雰囲気になったりも、私の感覚からは“なんで”となる部分。
(性別とか関係ない…男女逆でも、まずは息子じゃないのか…と)
…殺したよりも、自殺に追い込んだ方が罪なようにも思えるかも。
(ある程度の年齢になった夫婦なのに、勝手に振る舞って、相手のことをあんなに認めなかったらダメよね…あと、ああなると男性の方が断然耐久力が無い気がするのだけど、そこには思い至らなかったのかも)
そんな、妻の証言も、真実かどうかわからない中、
賢くて物分かりが良い息子の方も、彼自身が正しいことを語っているかどうかもわからない描写。
彼の演技で、謎が深まってるんよね。
…裁判では捏造した話をしているんじゃないかとかも思たり。
…最後に、ママが帰ってくるのが怖くてと語ったり
あの、最後にベッドに入っていく犬も謎…え犬に私が気づいていない秘密があるの…と。
いずれにせよ、はっきり解決せず、モヤったまま終わる映画です。
あと、引き込まれて観ましたが、絶賛とまでは行かないですかね。
点数は3点強(5点満点中)です
では、また
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