初孫べビちゃん
コロナ禍の誕生に
出産時の付き添いも
出産後の面会も許されず
退院して帰宅するまで
ずいぶん気を揉みましたが
初節句は
健やかな成長を願って
お雛様を飾って
家族でお祝いをするのが夢だったので
同居中のお嫁ちゃんと一緒に
お雛様を見に行きました
生まれて初めて
足を踏み入れた雛人形売り場は
自然と心が浮き立つ感じ♪
他にお客さんの姿はなかったものの
すでに売却済みの張り紙がちらほら
お嫁ちゃんと見てまわるうちに
目に留まった親王飾り
お内裏様のお顔がとても好みで
見ていると吸い込まれそう・・・
衣装がまた素晴らしくて
女雛の十二単の格調高い華やかさと
それに負けないくらい艶やかな男雛の装束に
2人とも目を奪われました
羽生くんの「天と地と」の衣装を見ていたせいか?
すこし落ち着いた色目の高貴な装束もいいけれど
手の凝った螺鈿刺繍の華麗な装束のほうが
断然気に入りました
屏風も道具も
すべてが好みで
なによりも
全体をぱっと見たときの
バランスの良さ、美しさに
お嫁ちゃんと感動しました!
いただいたカタログによると
作ったのは人気の人形司、小出松寿さんで
「心・愛・夢・技」をテーマに
人形制作に情熱を傾け
人形づくりのコンセプトを
技と感性の合作による付加価値の高揚と位置づけていらっしゃるとか
羽生くんの演技と通じるものが?!
一目で
びびっときた(笑)理由がわかりました
雛人形は
頭師(かしらし)
髪付師
手足師
道具師
など、職人の分業で作られますが
人形に衣装を着せる「人形着付け師」である松寿さんは
商品の企画、衣装の素材、色、加工方法で形を決定して
各職に指示してまとめていくプロデューサー的な役割を担っています
殿(男雛)の胸元の柄に合わせて裁断・仕立てするので
生地が余計に必要になりますが
装束の柄の美しさを効果的に演出するために
絵羽合わせ(着物の柄合わせ)したり
男雛は風格・威厳
女雛はやさしさを表現できるように
丁寧な下処理をして
長年の技術と感性で
どこから見ても衣装が綺麗に見えるように
着せ付けをするそうです
どうりで!
隙のない美しさ!
(これまた羽生くんと同じ~!!)
素敵なお雛様がたくさんある中
一目で気に入ったお内裏様のお顔は
市川伯英さんという頭師(かしらし)さんが手がけたもので
古典と現代を調和させた優美なお顔は
可愛らしさと高貴な雰囲気を
あわせ持っていて
これはもう
ほんとに好みだと思いますが
目移りすることはありませんでした
※お顔がアップの写真をお借りしました↓
こんなご時世ですが・・・
初孫のための雛飾りを選ぶことができて
幸せを感じました
2月7日まで
東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県に緊急事態宣言の発令され
浮かれてはいられない厳しい状況で
コロナ感染防止のために
これまで以上に慎重な行動をとらなくてはと
気を引き締めながらも
お内裏様を
わが家にお迎えする大安吉日を
家族全員
指折り数えて楽しみに待ちます