松の内といえば、1月15日まで、と長年思い込んできましたが、7日頃までとしている地域が最近は多いという話を聞いて、衝撃を受けている今日この頃です。
もはや「あけまして…」とは言いにくい時期のようですが、何はともあれ今年もよろしくお願いします。
私は、今年も縁もゆかりもない土地、日光で新年を迎えました。今年はもう少しエントリーを増やしたいところですが、どうなりますか。
さて、2015年最初のエントリーは、ペンケースです。
また?という声が聞こえてきそうですが、気にせず進めます。
ペンケースは革製に限る、というのが様々なペンケースを使ってきての感想です。殻のように硬く、あるいはしなやかに中のペンを守ってくれますし、使っていくうちにエイジングも楽しめます。
そんな革ペンケース至上主義者が使ってみたいと思った和風の布製ペンケースがありました。
布の素朴な風合いも、ペンを守るための構造もよさそうでした。
でも、ずっと売り切れ状態。手作りなので仕方がありませんが、もう我慢できん…
そこで意中のブツをあきらめ、まったく別のペンケースを買ってみました。
それが、この、風神・雷神柄のペンケースです。
形はとてもオーソドックス。4本差しで、風神が鎮座するフラップは、本体に縫い付けたボタンにひもをひっかけて留めるタイプです。
中はきちんと仕切られていて、ペン同士がぶつからないようになっています。 ここ、私がペンケースを選ぶ時の重要なポイントです。
ペンを入れるスペースは狭いように見えますが、ペリカンのM800は楽々入りました。
サイズはA6版よりやや大きい程度でコンパクト。
下の写真は、M800を2本とプラチナの#3776を2本入れてみたもの。余裕です。
柔らかい布製ですが、クッション材がたっぷり入っており、ふわふわです。
これなら、中のペンもきちんと守ってくれるでしょう。
せっかくの4本差しなので、「持ち歩き万年筆1本主義」はこの際捨てて、複数の万年筆を持ち歩くことにします。
俵屋宗達の傑作、風神・雷神がにらみをきかせるペンケース。やっぱりあの万年筆を買うことになるのだろうか…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます