2009年2月28日(土) 天気: 時々
時差ぼけのため、朝4時に目が覚めてしまい、
日本の家族にメールしたりゴロゴロしながら6:15のモーニングコールの前に起床しました
6:30に朝食。ビュッフェスタイルです。
私はコールドミールしか選びませんでしたが卵やソーセージなどのホットミールもありました。
部屋に戻って荷造りをして7:50にロビーに集合ですぐに出発しました。
こちらが今回の移動中に利用した大型バス(撮影は別の日にしました。)
ドライバーは恰幅が良くユーモアの溢れる陽気なメンフレッドさんでした。
フランクフルトを出発してから、まずは69km先のリューデスハイムを目指します。
あいにくの曇り空ですが、車窓にはヨーロッパらしい広大な風景が広がります。
8:45にリューデスハイムに到着。
ここはライン河クルーズの出発点であると同時に有名なワインの産地になっています。
クルーズ出発前にドロッセルガッセ(Drosselgasse:つぐみ横丁)のワインセラーで
ワインの試食がありました。
ワインセラーやお土産屋が建ち並ぶ細い路地の奥に向かい
右手のニコラス(NICOLAS)という日本人経営のワインセラーに入りました。
地下の奥の席に向かいます。
キャンドルライトに照らされながら、すきっ腹にどんどんワインを流し込みます。
試飲したワインのリストはこちら。
階級表を参考にしながら安いワインから試飲していきます。
私はアルコールは苦手ですが、あくまでも味が苦手なだけで
体質的には強いらしいので(パッチテスト済み)特に酔っ払うことなく試飲できました(笑)
辛口はやっぱり苦手でしたが、甘口のアイスワイン(高級デザートワイン)や
グリューワイン(ホットワイン)は美味しくいただけました
でも一番美味しかったのはやっぱりぶどうジュースでした
こちらのお店でワインを購入すると、送料のみお店でユーロで支払い、
品物の代金は日本で着払いというシステムになっていました。
シニアの皆さんは結構購入している人が多かったです。
試飲が終わったらクルーズの乗船時間まで自由時間になりました。
朝早いのでお店はどこもクローズしていたため、ぶらぶらと付近を散策しました。
ローテンブルクの有名なクリスマスグッズ店ケーテ・ウォルファルトもありました。
ヨーロッパの郵便ポストは黄色いものが一般的ですが、
ここでは珍しい青色ポストを発見しました。
「道路で遊んではいけません」という看板でしょうか?
リューデスハイムの地図。左手に向かってライン河をクルーズします。
今回乗船したKDラインのBOPPARD号。
出発前は下流を向いていますが、出発後に旋回して上流を目指します。
出発は10時でしたがかなり早めの9:40に乗船して最後尾の席を確保。
そして10時ちょうどにリューデスハイムの町を出発
まずは進行方向右手にニーダーヴァルトの女神像が見えてきます。
ここへはリューデスハイムからゴンドラに乗って10分で行けるそうです。
対岸にはネズミの塔。
ここは暴虐の限りを尽くした領主がネズミに食い殺されたという伝説が残る塔。
次に右手にエーレンフェルス城跡が見えてきます。
ライン河沿いにはたくさんの古城がありますが、
これは昔の貴族が通行料を取り立てるためにこぞって城を建てたんだそうです。
しばらくすると左手に大きなラインシュタイン城が見えてきます。
「ラインの宝石」という意味の名前だそうです。
この辺で動画を撮ってみたのでどうぞ。
同じく左手に最も古いお城の一つライヒェンシュタイン城が見えてきます。
11世紀に建てられていますが、今は改装されて古城ホテルになっています。
展望デッキの様子。日本人は皆寒い中外で景色を楽しんでいましたが
その他の国の観光客は船内で食事や飲み物を楽しみながらゆったりと乗船していました。
またまた左手に見えるのはゾーネック城。
しばらく進んで左手にはバッハラッハの町と高台に建つシュタールエック城が。
今度は右手の河に浮かぶ島にプファルツ城が現れます。
現在は博物館になっているそうです。
左手にはかなり大規模なシェーンブルグ城が。
現在は高級ホテルになっているそうです。
これがライン河で一番有名なスポットのローレライです。
川幅が狭く、川底も浅いのでたくさんの船が難破した地点で、
船乗り達が美しい乙女の歌声に惑わされて命を落としていったという伝説が残っています。
乗船中、要所要所でドイツ語→英語→日本語の順に解説の音声案内が流れますが
ベストタイミングに流れるのはドイツ語で、一番最後の日本語が流れる頃には
その地点を殆ど通過した後ということが少なくありませんでした。
ローレライではドイツ語案内のときだけ最後にローレライの歌が流れます。
日本語版も最後に流れるかも、と期待していましたが歌はドイツ語案内時のみなので、
動画等で録音したい方はドイツ語案内の後に流れる歌を要チェックです。
これがローレライの乙女像。
岩山よりもちょっと上流の地点にあります。
右手に見えるネコ城。ネズミの塔のようにネコにまつわる伝説が残るわけではなく、
「ネコのヒジ」を意味する侯爵の名前(カッツェンエルンボーゲン)からつけられたそうです。
ザンクト・ゴアルスハウゼンの町並み。
今回のクルージングには私達を含めて3組の日本人団体客が乗船していましたが
私達以外のツアーはここで下船していきました。
私達は対岸のザンクト・ゴアール(St. Goar)で下船して(11:40)
少し歩いた先の駐車場に先回りしていたバスに乗り、
今度はハイデルベルクに向かいました。
~2日目(中編)に続く~
ってゆうか、後で写真見てちゃんと城の名前が
わかるところがすごいよ!!
古城ホテルに泊まってみたい~
ローレライってこんな感じなのね…
びっくり。