ミュージカル報告の番外編です。
昨日は新日本フィルハーモニー交響楽団の特別演奏会に行ってきました
場所はサントリーホール。職場の目と鼻の先で、ランチの調達に付近(アークヒルズ)にはよく出没しているのですが、実際にホールに入るのは昨日が初めてでした。
昨日の目玉は日本が世界に誇る名指揮者・小澤征爾が指揮をしたこと 座席は8列目で、クラシックコンサートとしては残念な位置でしたが 世界のオザワを間近に見ることができました
1.モーツァルト/ディヴェルティメント ニ長調 K.136
コンサートはは弦楽5部のディヴェルティメントから始まりました。ディヴェルティメントは日本語で「嬉遊曲」というそうです。その名のとおり明るく軽快な曲で、モーツァルトらしさも全開の曲でした。 小澤征爾は、最近はタクトを使わなくなったということで素手で振っていましたが、身体全体で音楽を表現していてさすがでした。3曲目のチャイコの交響曲まで全てスコアなしで振っていました。さすが 全3楽章、12分。
2.モーツァルト/オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
こちらはのだめカンタービレでおなじみの、黒木君のピンクのモーツァルトですね ソロは新日本フィル首席オーボエ奏者の古部賢一。 プロフィールを見ると、素晴らしい経歴の持ち主で、小澤征爾の信頼も厚いとのことでとても楽しみにしていたのですが・・・ 聴いてみたら意外とあらら?でした。 のだめ関連のCDで何度も聴いていたので、どうしてもCDと比べてしまうのですが、なんだか細かいミスが多かったような・・・。 今日はたまたま調子が悪かったのか、CDがすごすぎたのかは不明ですが、ちょっと物足りなかったです オーボエ独奏者に配慮して、小澤征爾は指揮台の端の方で振っていたのですが、途中で一度指揮台から落ちてしまっていました まあ足を踏み外した程度で演奏にも支障はなかったのですが、それ以降はチラチラと指揮台の位置を確認しながら指揮を降っていて、ちょっとかわいらしかったです 全3楽章、20分。
ここで20分間の休憩が入ります。女性用トイレには長蛇の列ができていました。しかし、ここら辺はもう庭のようなものなので、それなら・・・と一度ホールを出て、アークヒルズの閑散としたトイレを利用して再びホールに戻ってきました。 休憩が終わるまでには行列がはけていましたが、行列に並ぶのは結構時間が勿体無いですから外に出て正解でした。 おかげで時間に余裕ができたので、ショップを見学したり、バーカウンターでオレンジジュース(400円)を注文して喉を潤すなどして座席に戻りました。
3.チャイコフスキー/交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
ここでやっとフルオーケストラ(弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器が揃っているという意味で)の登場です。 「悲愴」というと、のだめファンにはベートーベンのピアノソナタが頭に浮かびますが、今回はチャイコフスキーの交響曲。 久しぶりに聴く生オケの演奏は大迫力で、身体全体に響き渡りました ただ、やはり座席位置が良くなかった(前から8列目の左端の方)ので、一部の楽器(特にホルン)の音が直にぶつかってきて、ちょっと残念でした トロンボーン出身なので、コンサートでは本能的にトロンボーンに目が行ってしまいますが、座席が前=低すぎて後ろの金管軍は全然見えなかったし・・・ でもまあ音を聴いただけでどの楽器が演奏しているかはちゃんと分かったので、現役を退いてかなり経ちますが、耳は思ったより腐っていなかったと、ちょっとほっとしました 第3楽章のスケルツォが華々しくてかっこよかったです。終楽章は消え入るように終わって、しかもアンコールがなかったのでちょっと不完全燃焼な終わり方でした 全4楽章、50分。
やっぱりクラシックはいいな と思った演奏会でした。 サントリーホールも改装したばかりでとてもキレイで広々として立派なホールでした。 お昼に無料コンサートを開催していることがあるので、たまには行ってみようかな、と思いました。 クラシックのコンサートも定期的に行きたいと思います
つーかたまには、クラシックのコンサートもよかねぇ~
世界の小澤を見たんだねのだめ→黒木くんのピンクのモーツァルト・・・わかるわかる
コンサートってプロでもアマでも、ついつい自分の出身楽器を中心に聴いちゃうし、見ちゃうよね
なんかまた、みんなと一緒にあの頃みたいに楽器やりたいわぁ
あの頃は青春ど真ん中だったね(笑)
また吹きたい と思っても、もう口が退化してしまって中学生みたいな音しかでなくなって、ショックを受けて封印してしまいました
ちびたはまだ時々吹いてるの??
でもさすがの貫禄だったよね 是非また聴きに行きましょう
多分、ピストン押したら戻ってこないだろうし
私もさ、たまに吹きたいって思ってもやっぱり口がもうダメね
きっと今また吹いても、中学生の音しか出ないだろうね・・・