いつもバレエ公演にお誘いいただいている職場の先輩かおりんさんにお声をかけていただき、
バレエダンサー西島千博さんのソロダンスプロジェクトツアー
『世界にひとつだけの華達』の初日@鎌倉公演を見に行ってきました
なんと西島さんはあの真矢みきのご主人だそうです
会場は鎌倉芸術会館。鎌倉といっても最寄り駅は大船駅なので、
思いっきり帰り道上にあるし、なんといっても藤沢から1駅だし、
さらに今回は西島さんご本人と親交のある偉い先生からのご紹介ということで、
チケット代が通常6,500円のところ3,500円になるということなので、
お誘いいただいたその場で即決して見に行って来てしまいました
事前に西島さんのオフィシャルブログで予備知識を入手し、
その先のリンクで特別インタビュー記事を拝見して驚愕の事実を知りました
なんと千秋楽の東京公演(+地方公演もいくつか)に、私の大好きな石川直が出演するとのこと
今年のブラストでとうとう本当に卒業しちゃったし、
今後なかなか見れる機会がなくなると思うとこれは行きたいと思う気持ちが高まり、
この初日公演が良かったら次は6,500円でもいいので
(あ、でも可能だったらやっぱり3,500円にしていただけるととても嬉しいです)
行っちゃおうかなと思いつつ大船に向かいました
会場に入ると既に演出が始まっていて、ステージの上には複数のダンサーたちが。
それぞれおかしな衣装(男性が超ロングのかつらをかぶったり、スイムキャップ&ゴーグルとか)
を身にまとい、ストレッチを兼ねた寸劇を繰り広げていて観客の目を釘付けにします(笑)
コンセプトの「喜怒哀楽&笑(show)」のとおりの演出でした
少し経ったら眼鏡をつけた主役の西島さんご本人も登場したり。
(因みに登場人物は西島さん演じるKAZUをはじめとして
YUKO、GO、YOU、AYU、TAKUとMASAの7人。)
そして19時に開幕。
最初からジムノぺディ~ボレロとおなじみの曲で、
バレエをよく知らない私でもテンションアップです
「自由な発想力を膨らませながら、リラックスしてご鑑賞ください!」
というメッセージの通り、しょっぱなから想像力をかきたてられるシチュエーションで、
とてもコミカルだけど一流のダンサーたちなのでやってることは
実はとてもレベルの高い動きをしてて、
さらにボレロはブラストの興奮もよみがえり
(ここで東京公演では石川直が出るのかもと思ったら西島さんと2人の即興だそうで)
でもやっぱりダンサーたちの動きは当然ブラストのキャストよりレベルが高く、
振付もなんだかとっても不思議で、
口元からしたたる水滴(またはジューシーな果汁か、それともよだれ?笑)をぬぐったり
視力検査のように片目を隠して反対の手で矢印つくったり、
斬新でいて想像力をかきたてる振付で、
それをあれだけカッコ良く見せるダンサー集団の実力はさすが
主役の西島さんもステージの端どころか
会場全体を使っての大活躍で、常に目が離せないステージです
GOさんのソロナンバーを挟んでクラシックの「パキータ」で前半終了。
15分間の休憩時間も開演前と同じくステージでの演出がありました。
第二幕は幕間の演出中に衣装を脱いで黒一色になったYOUさんのソロナンバー。
さっきまでとは別人のようなオーラを放ってました
続いてKAZU、AYU、TAKUの3人で男女の痴情のもつれ、
もとい喜怒哀楽の哀を表現したパートから、
KAZUとGOの怒のパートに流れるように続いて、
YUKOとKAZUの優雅な白鳥へ。
続いては西島さんの独壇場となるジャズパートが披露され、
こちらのプログラムの写真どおりのポーズも披露されてました
エピローグではウェストサイドのSOMEWHEREでKAZUの恋が実って大団円。
フィナーレは、プログラムの曲名を見たときに「もしかして、アレ?」と思ったのがビンゴで、
cobaのeye、すなわち高橋がバンクーバー五輪のSPで使ったあの名曲の登場でした
フィギュア版も十分格好よかったけど、今回のダンスも最高
そして特別上演のスペシャルフィナーレは
タップダンサーやジャズダンサーを従えてのSing Sing Sing
これが今まで見てきたどのSing Sing Singよりも断トツに格好よかったです
あの両手を前に出したキラキラビームの振付(笑)がたまらんかった
よくある振付だけど、なぜかいつも見るものより格好良く見えました。
衣装のせいかな?(いつも割と王道系の演目&衣装で見てる気が。)
この格好よさは、ディズニーシーでドラムを叩きながらタップダンスも披露する
芸達者なスーパースターのミッキーでも敵いませんでした
そしてGOさん、MASAさん、AYUさんはバレエのみならず
このSing Sing Singでもカッコイイダンスを披露してくれてました
(最後にちょろっと登場したYUKOさんはバレエ専門のようで、
姿勢が良すぎるためにジャズダンスでは却ってカッコ悪く見えたかな)
とにかく圧巻のスペシャルフィナーレで大興奮でした
最後の最後は西島さんが出演したという映画「不惑のアダージョ」から
稽古場シーンのソロを披露してしっとりと、でも情熱的に終了。
一瞬袖に戻ってTシャツに着替えた西島さんが再びステージ上に現れてアフタートーク開始。
西島さんは日本人離れした体格(&お顔も)で、
小さなステージ上ではひときわ大きく見えましたが、
オーラが半端ないので実際のサイズ以上に大きく見えて常に目を引く存在感でした
常にノーブルな微笑みをたたえて(もちろん怒と哀のパートではさすがにありませんでしたが)いましたが、
アフタートークでは見違えるくらい謙虚なお人柄が伺い知れて、
むしろたどたどしいくらいのお話でちょっとギャップ萌えしました(笑)
千秋楽の東京公演は石川直だけでなく、西島さんの弟さんも出演されるとのこと。
今日の初日では拍手のしどころが微妙に分からなかったりと、
いまいち観客をつかみきれない部分もありましたが、
こういう舞台は回を重ねるごとにどんどん進化を遂げていくので、
この初日も十分楽しめたのでやっぱり東京公演行っちゃおうかなと思いました
誰か石川直ファンの友人を片っ端から誘ってみたいと思います
終演後は西島さんのオフィシャルグッズ
(シャレで入れたWest Islandのイラスト入りTシャツ&ジャージ)販売があり、
購入したらもれなくその場でサインをもらえていました。
さすがにTシャツは購入しませんでしたが、撮影OKだったのでたまたま持ってたカメラで撮影です
一人ひとりちゃんとお話しながら握手してくれます
この表情を見ても人のよさが伺えますね
キラキラビーム発射しまくりです(笑)
「僕はアートとエンターテインメントのド真ん中を行きたいんです。」とおっしゃる西島さん。
私の好みもまさにこれでドンピシャでした
(そしてアートとスポーツのド真ん中を行くフィギュアも大好き)
初日の鎌倉公演は場所のせいか、正直空席が目立って勿体なかったですが、
高知公演は既にソールドアウトになっているとのことで、
東京公演も一緒に行ってくれる友人が見つかってチケット入手できたら是非行ってみたいと思います
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